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2026

2026/1/1

2025年音楽振り返り

2024年終盤は本当に仕事でも過去一番に難しく大変責任のあるプロジェクトを担当していた。でもイヤイヤやるというより、やってやるぞというモードでやれていたのでがんばってしまい……、そんな状態で迎えた2025年だった。 本当ならば色々余裕をもって準備したかったたま感も、楽譜を書いている途中でついぞ本番をスキップすることにした楽曲もあり音楽的には辛いスタートだったとも言えるけれど、誰よりも自分自身がプライドを持って仕事も楽しくやっていたので「仕事が忙しくて大変そうだね(あなたも被害者だよね)」という先回りした優しさに『何もわかっていないくせにそんなことを言ってくれるな!』と、自分で自分のイマイチな点を庇わなければならないという極めて面倒な精神状態でもあった。とはいえ、そういう面倒さはいつも通りではあるのだが。 2月 たま感 2025 そんな中、たま感はもはやどちらかというと日常のリズムに近い存在でもあった。ハレとケでいうケだとは言わないけれど、地元のお祭、実家のお正月、そういう「帰ってきた感」のある日なのだ。 例によって運営スタッフでもあったが準備や計画ではあまり活躍できず……。一方で、なぜだか打ち上げで大泣きするぐらい思い入れの強い(というか、こじらせた)イベントともなった。 藤野のピアノは結構好きだな〜。あと、今回はベースはしんぺいさんのを触らせてもらいました。ありがとう! Piercing Cyclone 実際には断続的ではあるものの、長く一つの形で続けている意味はじわじわと出てきますね。よく「この曲はまだ手に馴染んでない」などと自分たちでも言ったりするけれど、手馴染みのあるナンバーメインで構成し、いつも以上のリアルフェイスながら骨格のあるステージになったのは良かったのか悪かったのか。 * リアルフェイス病 * 夜ふかし・夜あかし * Sign OUT! * 修辞 * Two Cards * たま感のテーマ たま感のテーマ [詞・曲 Piercing Cyclone] 今回書き起こした、勝手に公式シリーズの「たま感のテーマ」(同シリーズに、勝手に伊豆市の市歌と自称する「いず向かのテーマ」など)は、PCの数多いる念能力者の中でも放出系・操作系に寄った(?)わたる色も多い仕上がりかなと。もうみんな忘れているとは思うけど、次聞いたときもすぐに口ずさめるタイプの設計になっているので、ぜひ次回もよろしくお願いします! プリズム友の会 プリズムショーは心の煌めき。 体動かすのなんて全然得意じゃないし踊っても美しいなんてところまでたどり着けないけど、絶対に逃げずにやるんだ!という気持ちで、心の中のベル様がプリズムライブを飛び続けるように向き合いました。 「天然ガスが出た〜〜!」というセリフみんなに言ってもらえばよかったな。 * ゆりかごから墓場まで * Orange Flamingo * ナナイロノチカイ つるわた 絵や文章が上手な人の中に「描きたい(書きたい)ものがはっきりしている」という良さを持っているタイプがいると思っていて、つるわたはやりたい音楽がはっきりしているという意味ではそういう類の強さがある場所だなといつも思っています。そんな事を言っておきながら「迷い道」ではじめるステージも、錦糸町から前の自宅まで終電後に歩きながら作ったオリジナル曲の「祭りの前に」を再演できたのもいろいろ良かったな。 サッと合わせてなんとかなりそうね、と打ち合わせした直前の1回のリハの日、初期のつるわたの練習ではそもそもつるさんと2人だけでいる時間に何を会話したらよいものかと緊張すらしていたなぁ、というようなことを思い出して、一人でくすくすしながら帰りました。 * 迷い道 * 曼珠沙華 * 祭りの前に GO!GO!8336 絶対しんぺいさんの前でベース弾くのいやだけど絶対やりたい!と言って参加したちゃーのGOGOバンド。どっちも好きでよく知っている曲だったので体には入っていたけど分解すると知ってる姿と全く別になることってあるよね。 これまで、人生を通してのバンド活動って本当に限られていて、ほとんどちゃーのドラムでしかベースを弾いたことがなかったのですが、今回はシゲさんドラムと初リズム隊コラボ。 * こいのうた * 浮舟 Piercing Chayclone PCとちゃーのコラボという形でやらせてもらったPiercing Chaycloneでは2曲を実施。 「冷めないうちに」はベースで。まさかPCの曲をベースで演奏する日が来るなんて想像もしていなくって、曲を書いておきながら再発見できる準備と演奏でした。 曲がりなりにも複数の楽器(の場所から)同じ曲を見つめることができるの、とても良い経験でした。特に作りながら演奏してしまうオリジナルたちは、どこかで一度別の角度から見ておかないとだよなぁ、という戒めにも。 * 冷めないうちに * パストラル・ラブ わたる 小品として「作曲する」をはじめた小学生のころに語りを飛ばせてよかったな。こういう子たちも、秘伝のタレ何十年といった飲食店のように、何かが今の自分の血に流れているはず。3つめのBbの曲は、実は父親の弟にあたる叔父さんが亡くなったときに作ったもので、気持ちや実際の事象と、描くものや表現の距離をどのように取るかということをはじめて意識した作品でもある。 * GO GO Hawa!! * 初期の斉藤航作曲小品たち * E.N.T.RY E.N.TRY [作詞作曲] 実は数年前から機能性発声障害と診断されていて、体の組織は問題がないけれど話すのや歌うのがうまく行かないことがあるという状態が続いている。これまで声の表情やコントロールが得意な方で生きてきたことや、歌うことが音楽をやる中でも大きい面積を占めていることなどもあり苦しい部分も多いのだが、原因や対処法がクリアなものではないのでうまく付き合っていくほかないみたい。 それでもたま感の一人ステージは申請するエントリー、うまくいかなくてもやってみるTRYの心、そして悪魔の診断を下した耳鼻科(E.N.T)の先生、そもそも声を出したい歌いたいと思う初心はどこから来るのだっけ……。今回はそんなドキュメンタリーをあまりひねらずに直接的な歌にしようと思って書いてみた。 音楽的には、4小節や8小節で落ち着いてしまいがちなブロック構成を、5や6にして浮わついた(順調じゃない)雰囲気を予感させたかったことや、サビの最後を低音でぶくぶく沈んでいくストーリーにしたこと、唐突に視点が語り手に飛ぶBメロなど、結果としてすごく気に入っている曲になった。まぁ、今の自分のために書いたのだから、当たり前だし、そうでなくっちゃ困るのだけども。 ドリーム東西歌合戦 一生こういうことやって生きていきたいわな。 2月 PC合宿 & 自転車操業放送 Piercing Cycloneで曲作りをしよう、でも最近活動していなかったから合宿したらなんとかなるだろう、という、とてもロジカルな計画で都内某所のピアノ付き「泊まれるスタジオ」みたいなお部屋を借りて合宿。 それならせっかくだしキャストもやろうとミニライブを。一度もPCでやったことがないジュエリーガールをいきなりやってみたのも楽しかったです。ちなみに、多くの時間はアグリコラをやって過ごした。 利用したのはACOUSTIC GARAGE( https://acoustic-g.com/ )という場所。すべての「これでいいじゃん感」があった。 * Endless World * ジュエリーガール * アロワナ * メモリアル・イブ 3月 アルカフェスタ 男女デュオが集まってライブする企画の第二弾に誘っていただき出演。初めてご一緒する方々やそのお客さまにも触れる機会があり、そんな場で「江戸彼岸」なんてやるんじゃありませんという気はするものの、この時期しかできないから……と決行した思い出。PCにもPCらしいカラーみたいなものが出せているといいなぁ。 * Butting!! * 夜ふかし・夜あかし * 江戸彼岸 * Two Cards * Decode * いず向かのテーマ Decode [曲 Piercing Cyclone] Decodeはインストで「フェスに出られる」曲を作ろうと言いながら着手した久しぶりのPCオリジナル楽曲。何度も「宝島」に勝てない絶望を乗り越え、明るくもガツガツしていない、爽やかでちょっとだけ切ないようなすごくよい風の吹く心地よい曲になった。 Key=Aでパーツを持ち寄って作ろう、と約束をしたのに持参したものはKey=Bbだったのでtmrrには本当にごめんという気持ちしかないけれど、あんまり責めないでくれました。いろいろ考えた結果Decodeというタイトルになったのも、謎解き好きな我々を思うとmake senseよね。 10月 L.C.B \[key] いろいろありまして……。職場(常駐しているお客さま先)のキャンプでやる屋外バンドに参加することになり、キーボードを弾いてきました! 本番がなんと水の音楽会の前日。そしてバンドに参加したのもその一週間前ぐらいと、ほんと「なんでそういう話になった!?」と言いたくなる流れではあったけど、参加できてよかったです。おかげで、社内のトイレで全然知らなかった人に「キャンプの時のライブからファンです」と声かけてもらえるまでなったから……笑。 J-POP詰め込み祭りだしコード譜が社内のSharepointで送られてくるみたいな可笑しさもあったけど、80人ぐらいの貸し切りキャンプでの屋外ライブはフェスみたいで爽快感ありました。 持っていったのは折りたたみの61鍵で、結構取り回し良かったので何かでまた使えるかも。 * 花 * OCEAN * First Love * さよならエレジー * マリーゴールド * 怪獣の花唄 10月 水の音楽会 穴水さんの誕生日企画演奏会「水の音楽会」に参加。もともと森や林といった木の属性はおさえてあるので、これで四大元素のエレメンタル音楽会もあと炎・風の半分を残すところとなった。 早稲田奉仕園は学生の頃から何度も練習やステージで利用したことがある施設だったけれど、今回は久しぶり。趣もあって良い場所だよね。あと敷地内の雰囲気がよい。音楽会という名前がぴったりの日でしたね。 つるぼす \[arr. & piano] つるぼすっていいよな〜っていう係だったのに一緒にステージに乗ってしまった。雅子さんのピアノすごく良かった。書を書いてるみたいでした。ありがとうございました。 * 笑いばなしをしよう 笑いばなしをしよう [編曲] 合唱曲として書いた「笑いばなしをしよう」を釣るぼす用にアレンジ。せっかく声を知っている二人なので、キーも旋律も専用にアップデートしてみようと準備していたら時間がかかってしまい、直前に二人に届ける羽目に。でもこの曲は二人の声や表情、ステージの雰囲気にもぴったりで、水音で演奏してもらえて嬉しかったです。 後述する別の問題もあってピアノは楽譜が用意できず、頭の中の雰囲気で適当に鳴らしてしまった。。ちょっと後悔。 じゃがりこセブン \[Ten rec.] リコーダーアンサンブル! Myテナーリコーダーでのステージは初めてだったかもしれない。吹奏楽や室内楽を通ってないので生楽器のアンサンブルをする機会が多くないのだけれど、リコーダーってパートが移り変わっても主語が変わらなくって良いなぁと思って演奏していました。だからゲーム音楽も合うのかもね。 ちなみにクロノトリガーはお姫様についていったら別世界に!?みたいなところまでやりました。 * クロノトリガー「やすらぎの日々〜風の憧憬」 * 星の重さ 星の重さ [作曲] 「星の重さ」はクロノトリガーのメドレーと合わせて演奏することもあり、最近ハマっていた「ELDENRING」の世界観をモチーフに作りました。夜空を見上げて見える星々のキラキラしたかわいさから、無言で宇宙空間を廻り続ける巨大な星の存在感、そして無関係のようにそれを観測する人々と科学、そういう幅やストーリーを一度に感じられる雰囲気が出せていたら嬉しいな。 aikoを歌う会 \[piano] 音源のやりとりだけで準備をすすめ、ネタ合わせと構成をやりあげた最強の歌う会……。 ちょっとさすがにギリギリすぎたのでしっかり目のコード譜を用意しました。ほらこんなにきれいに書いたよ! * 愛の病 * ナキ・ムシ * 明日もいつも通りに お外で遊び隊 キャンプに行こう!と話してたグループLINEに突然シゲさんが歌詞を書いて投稿してきたので、音楽もやることになった4人組。お外でギターやピアノを無らしながらみんなでわいわいしたの楽しかったな〜。 オリジナル曲だけど楽譜に起こすっていう感じでもなかったので、ボーカルのイメージをボーカロイドで打ち込んでメンバーに共有したのも個人的には新たなチャレンジでした。iPadでポチポチやるだけでできるもんなのねぇ。楽しかったからボーカロイドでなにかちゃんと作ってみたい。 全然打ち合わせの時点で歌以外のところ(間奏やイントロ)を固めていなかったので、本番はぜんぜん違うことになりました。 * いつだって初めてだってさ いつだって初めてだってさ [作曲] 歌詞を見たときの印象はもうちょっと幼くてもガチャガチャワイワイした感じかしら、と思いもしたけれど、エモくしたい!というキーワードがあったので、元気っ子というよりはやさしく仕上がったかなと思います。普段自分で詞も歌も書いているから、出てくる単語も譜割りも知らない世界があって面白いよね。誰かが曲はわたるっぽいね〜と言ってくれていたんだけど、どの辺がそうなの!? ハロプロ同好会 やっぱハロプロなんですわ。血液とまでは言わないけれど、ここ数年で脳には刻み込んだので、パッションのあふれるステージにできたのではないかしら。 ロマンスの途中はあのスカっぽい曲調をピアノで少しだけ落ち着いたらかっこよいだろう!と直感があったので絶対やりたかったんだけど、もう一曲はくりちゃんにプライド・ブライドを歌ってほしすぎて、教会なのに「愛したかった、愛せなかった」で歌い出させてしまいました、すみません……。 みなさんJuice=Juiceをよろしくお願いします。 * ロマンスの途中 * プライド・ブライド 演奏・出演以外 Finaleの終了 楽譜作成ソフトのFinaleが完全終了となり、移行をサボっていたため過去に書いた楽譜データが死んでしまいました。移行先として推奨されていたDoricoというSteinberg(Cubaseとかの会社!)の製品を格安で買えたので試してみたけどどうにもUIになれずまったく使いこなすことができず、書きたかった楽譜の作業に予想の何倍もかかってしまうという悲しい事態が、、、 電通鬼十則 今年も色々楽譜を書いた中で、一つ本番がまだのものがあるのでお知らせまで。「電通鬼十則」を3月にアングラ(?)コンセプトの演奏会で取り上げてくださるそうです!(どこまで宣伝していいんだろう?) MIDIキーボード ROLIという海外メーカーの製品がどうしても気になってしまい、ついにスペイン在住の友人の伝手を利用して個人輸入(?)して買っちゃいました。ゲーミングのように光るし、なんと連結すると鍵盤として使える、神様みたいにかっこいいプロダクトです(IQがゼロになっています) おまけ そうそう、このブログですが、借りていたレンタルサーバーの支払いが前のクレカの番号のままになっており決済できず、ちょっと前に消滅してしまっていました。 ので、Claudeに手伝ってもらって復元しました〜! レンタルサーバー、 Wordpress(PHP)、CSSとjQueryの手動コーディングだったところを、Netlify、DECAP、ClaudeでAstroコーディングと、見えてないところがいろいろ進化できた。 でも、見た目はあんまり変えてなくって(必要性も感じなくって)、10年前ながら普遍的なデザインができていたのかなぁ、と振り返っています。 せっかくなので、色々恥ずかしいアウトプットや記事も残っているけど、復元できる記事は復元しておくことに。Waybackで死んだコンテンツサルベージできるよと教えてくれたしんぺいさんありがとう……。 と、いうわけで…… だらだら振り返っていたら年を越しちゃってますが、2025年もお疲れ様でした! 2026年も楽しい年にしましょうね。

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10.24

2017

2017/10/24

GO GO Hawa!!

GO GO Hawa!! 詞・曲 Wataru Saito 地下鉄乗り継いで今日も巨大迷路向かう 積み木崩しに気をつけながら 昨日の知恵の輪どこまでやったかな? がんばってるよ それなりにさ でも ハワイに行きたい全てを投げ捨てて スマホ置き去りWi-Fiは shut up! shut up! 遠い海の彼方じゃなくて 伊豆くらいに ハワイがあったらいいな ビニ傘を広げて湿度100%進む 手札場札を忘れずにほら 明日のサイコロ何が出るのかな? がんばってるよ それなりにさ だから ハワイに行きたいお硬いスーツ脱いで 探さないでねママにもsecret! secret! 遠い南の空じゃなくて 箱根あたりに ハワイがあったらいいな 今すぐ行きたいここじゃないどこかへ 名前は捨てて表情もchange up! change up! ハワイに行きたい全てを投げ捨てて スマホ持たずにWi-Fiは shut up! shut up! 遠い海の彼方じゃなくて 伊豆くらいに ハワイがあったらいいな いっそ電車で5分ぐらいの 錦糸町に ハワイがあったらいいな バカンスあったらいいな お疲れMINA-SUMMER! 音源 ちょびっと公開しています。 いつかちゃんと演奏したい。だれかアレンジして……! と、いうわけで 10/8のたま感2017で発表した新曲「Go Go Hawa!!」の歌詞をポストしておきます。どこかでまた演奏しよう

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3.23

2017

2017/3/23

非日常の魔法

2017年は3月から就活が本格開始らしい。気がつけば就活という言葉があちこちから聞こえてくるので、思い出される話を一つ。 就職活動 僕が就活生だったのは5年前。思うように就職先が決まらなくって、でもそれは思い返せばやりたいこととか意思とかが(当時は)そんなになかったからだったのだろう、2月ぐらいからエントリーシートや先行した面接やリクルーターの面談が立て続けになだれ込んできて、毎月90時間近くシフトを入れていたバイトも、36だったか、27だったか、とにかく下限のギリギリにしてもらったのを覚えている。 書類やグループディスカッションは得意な方で、ほぼすべての選考は通過していたと思う。面接も、人事や現場社員系はかなりいい結果が出るのだが、だいたい役員や社長の面接で「お祈り」されることが多かった。何かわかりやすい原因があったからなんだろうな。今となってはそれを思い出すことも考え直すことも面倒だし、かなり(心の)パワーを使うのでやらないけれど。 4月にはいると一般的に経団連が定めた解禁となって面接なんかが増えていって、(あー、思い出話とかいいながら思い出すととっても疲れる。)政治経済学部だった僕の周りの友人は、みんな銀行や保険会社や商社なんかに次々と決まっていって、超大手の広告会社とか、小さな出版社とか、数人しか採らないような鉄道会社とかしか志望を出していなかった僕は、まさに「持ち駒が減る」という言葉にピッタリの焦るべき感覚に襲われていた。 それでもいくつかあった「持ち駒」の中で選考が進んでいたものについて何が何でもつかみとりたいという気持ちはあったが、4月も後半になるとすごくすごく疲れていて、その力強い気持ちを打ち消すぐらいの「プラスでもマイナスでもないゼロ」の感情も強くなっていた。 今でも覚えているのは、某出版社の最終面接で、社長に「児童書も電子書籍化をしていくべきです!」とプレゼンしたら「バカモノ子供が触れるのは紙の本でなくてはならない!」と頭ごなしに説教されて、その瞬間に何かがプツンと切れた(ほんとうに”切れ”るんだ!と感心した)音がして「そんなスタンスでは児童書の分野では淘汰されると思います。論拠も示さず感じたことを言うだけのトップがいる会社には居たくないです」と言ってしまった。それが就活の緊張の糸も切れた瞬間だった。 ゴールデンウィーク この年のゴールデンウィークほど遊んだのは思い返しても他にない。 さすがに企業の面接も予定がなく、かといって就活だからと空けていたため他になんの予定もなく、朝起きたときの思いつきで大阪に行き、行ったはいいが宿がみつからずに最終の夜行バスで都内に帰るはめになったり、その帰り道の道中に次の日の流しそうめんを計画して人を集め、流しそうめんからそのまま家に帰らず名古屋に鈍行で行く旅に出たりしていた。 そんな豪遊のゴールデンウィークが明けてからは、就活なんかどうでもいいやーというような気持ちが体に満ちてきて、減らしたバイトもまた増やすような生活になった。 不思議なことにこのころの記憶というのがほとんどなくって、でもそれはショックだったわけでも、何か困っていたり、悩んでいたわけでもないようだった。おそらく、本当になんにもなかったのだろう。プラスでもマイナスでもない、ゼロの感情が大きくなってそれだけになっていたのだと思う。 演奏会に出る 6月の頭に、アルカイクの合同演奏会というのが予定されていた。アルカイクというのは、アンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京という、野本立人先生を中心にした合唱人の集合体で、いくつかの合唱団や周辺のメンバーからなりたっている。 当時、今はなき「華楽」という合唱団があり、僕はその活動にそれなりに精力的に参加していたので、華楽のメンバーとして演奏会に参加することになっていた。余談だが、この華楽はそれまではアルカイクにはあまり深く参加(という言い方が、当人からすると妥当なのである)しているわけではなかったが、ある意味正式に仲間においでよ、といってもらったタイミングでもあったのだ。 その「華楽」は今は解散してなくなってしまったのだが、どちらにしても当時ゼロの感情が満たされていた僕にとっては魅力も感じられなかったし、なんなら少し面倒なことだと捉えていた(ように思い出す)。練習もあまり行けてないし、行く義務が僕にあるのだろうか?とさえ感じていたと思う。 どうにかしてサボれないか(就活という大義名分があるから、この方向性を実現させることは何でもない簡単なことだと考えていた)というようなことを考えながらではあったが、それでもなんとなく切り捨てる気になれず、範囲を縮小(歌う曲もあれば、歌わない曲もある、というようなこと)して参加することにしたのだ。 結果から言うと、その予定は自分自身で裏切り、全てのステージで歌うことになり、アンコールまで歌いきって打ち上げにもしっかり参加した。当日のリハーサルでステージにのっている間に「こっちの曲も歌おうよ」「別に練習出られていなくても、できる範囲でやったらいいじゃない」と言ってくれた人がいて(もちろん、全てそれでいいということではないと思うけれど、幸いにして僕は初めて見た楽譜を歌うのは不得意ではなかった)、どうせ一日暇になるわけだしそれなら参加するか、と飛び乗ったのだった。 非日常の魔法 その頃、言い訳やきっかけにこそ使っていた「就活」という言葉は、自分の中ではほとんど死んだも同然のものになっていた。選考を進めている企業も多くなかったし、なんならどうせ合わないだろうと途中で自ら辞退してしまったところもいくつかある。それは、就活という非日常が日常になっていく不気味さを、ゼロにして回避しようとしていたような気がする。 もう一つ、就活が落ち着いていない自分への戒めという位置付けでもあった。そんなことをして、誰かが得をしたりするわけでもないのに、自分が楽しいことや明るいこと、派手なこと美しいことから遠ざかっている状態を、自分自身への謝罪にしてしまっていたのだ。自分が許せないことは、自分自身が嫌な思いをすることでバランスを取ろうとしていたのかもしれない。 でも、バランスを取るべきは日常と非日常だったのだ。 ステージには、非日常があった。 アルカイクの演奏会は、その日初めて会う人もいるような(それは僕が練習に真面目に参加できていなかったからだけど)大規模なメンバーで、暗闇の中スポットライトが当たる側に立ってパフォーマンスをする。当たり前だけど、一人じゃできないし、毎日できることじゃない。 その圧倒的な非日常が、僕の中で何かのスイッチを入れてくれた。演奏会がすごく楽しかったのと、楽しいと思うのが久しぶり(といっても、2週間か3週間のそこらだけど、就活中の時空は歪んでいるので、とっても長いのだ)のような気がした。もっと練習も出たかった〜と調子の良いことを言って、その日初めて仲良くなった「大人」にかわいがってもらったりもした。 就活終わり そこで入ったスイッチで、いくつかの発見があった。自分がやりたいことが、なんでそんなこともわからなかったのか、というような手元に落ちていたことに気がついたのだ。 ずーっとバイトでやっていたWEBの制作が、仕事になったら面白いんじゃないか! そう気がついてからは就活はとっても楽しかった。世の中に会社は無限にあるように感じて、そのどこでもうまくやっていけそうな気がした。 それは躁状態というわけではないと思うけれど、平気だと思える高い壁ができて、そこから超えることはまったくないという感覚だった。何か自信だとか覚悟みたいなものに繋がったのかもしれない、そうしていくつか手を出した中で面白そうな会社から内定をもらうことになる。 とはいえ楽ちんだったわけではなくて、これも自分がアホなだけだが、面接の当日までプレゼンの課題があるということを忘れていて、当日の朝に数時間でチャチャッと作ったプレゼンで60分話させられたり、希望していた職種を変更させられたり、いろんな波乱はあったけれど、それでも後から思い返せば、はじめからピンときていたような気もする。 日常の魔法 そうやって苦労をした就活の末に入社した会社も、4年間勤めたらあっさり辞めてしまった。嫌で離れるわけではないし理由はいろいろあるけれど、でもそんなもんなのだ。 就職すること、働いてメシを食うこと。それを美化したり脅かしたりして、非日常的な存在に仕立て上げられていないか。もっともっと日常の中にあるものではないか。 今、転職した、というと「おめでとう」「大変だったね」と声をかけられることが多くて、もちろんいろいろな大変もあったし嬉しい言葉だけど、毎度少しだけ「?」が自分の中に浮かぶ。だって働くことって日常だし、その日常をつづけるためには当たり前の選択肢だったとすら感じているんだもの。ちょっと乱暴かもしれないけれど。 日常も非日常も、たぶんどっちも必要で、どっちもがお互いをきらめかせるのだろう。 日常の中にも非日常はあるし、非日常の中の日常はもっともっと美しかったりもする。 これからの就活生も、どうか就活という非日常に疲れてしまわないで、将来の日常をどう手に入れるかたくさん悩んでほしいな。もし就活に疲れたら、もっと圧倒的な非日常を目の前にすると、ヒントがあるかもしれない。

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3.23

2017

2017/3/23

演奏情報「にばんめの一歩」が演奏されます // 宇田川吾郎と仲間たちによるコンサート

少し前になりますが、なんととても嬉しいお話が聞こえてきました。どうやら僕が作詞・作曲した合唱曲「にばんめの一歩」を演奏してくれる団体があるとのこと! 指揮者の宇田川吾郎さんが主催する「まほろば」さんが、2017年4月1日(土)に開かれるジョイントコンサート「宇田川吾郎と仲間たちによるコンサート」で、取り上げてくれるようです。 コンサート情報 下記、宇田川さんのTwitterを引用させていただいています。 > 指導団体8団体によるジョイントコンサートを開催します。 > エイプリルフールですが、本当の話。 > > 宇田川吾郎と仲間たちによるコンサート > 2017年4月1日(土) > かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール > 13:45開演(13:15開場) > 入場無料、整理券あり(→ご連絡下さい) pic.twitter.com/01KdrOjN7h > > — 宇田川吾郎 (@56udagawa) February 6, 2017 ↓こちらは「まほろば」さんについて > まほろば(混声13人/pf名倉扶季/越谷市/不定期土日祝/月1回)は、大人でも歌うクラス合唱曲を。 > ♪ はる(鈴木輝昭) > ♪ にばんめの一歩 (斉藤航) > ♪ 生きる(橋本祥路) > > — 宇田川吾郎 (@56udagawa) 2017年2月6日 と、いうわけで 「にばんめの一歩」が、はらわた以外の団体で演奏されるのは初めての機会です(観測できている範囲では)。8団体によるジョイントコンサートという催しもとても素敵なものになりそうで、とてもワクワクしています!

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7.29

2016

2016/7/29

2016/7/31(日) 合唱団ひぐらし第23回定期演奏会「いろはのむ」に出演します!

演奏会のお知らせとかもブログ書けばいいんだ!と思ったので書きます。2日前ですが。 合唱団ひぐらし第23回定期演奏会 いろはのむ 2016/7/31(日) 開演:14:00(開場:13:30) 第一生命ホール(都営地下鉄大江戸線 勝どき駅A2a出口下車徒歩8分) 全席自由 1,500円 演奏会のチラシ! 各ステージについて 第1ステージ Bruckner モテット モテット集より Ave Maria, Os justi, Christus factus est 作曲:A. Bruckner 指揮:野本 立人 コメント 純度が高い構成だから下手なのバレるし憂鬱だったんだけど、そういうのは全部忘れて「わあキレイだな〜!うれしい〜!」って歌うことにしました。楽しいよ! ラテン語だけど楽しいよ! Christus factus estの表情の豊かさにはハッとさせられる……はず! 第2ステージ 混声合唱とピアノによる音画集「海の記憶」 作詩:川崎 洋 / 作曲:新実 徳英 指揮:野本 立人 / ピアノ:小田 裕之 コメント 僕自身、久しぶりにこういう「やりごたえ」のある一冊と向き合うことになりました。大学合唱団で1年かけて取り組むような、迫力と繊細さが同時に襲ってくるような「音画集」です! 綺麗なハーモニーだけじゃなくって、歌って3次元にも4次元にも面白みがあるんだ! そんな確信が広がっていく曲集だと思っています。4曲あって、どれもとっても楽しいよ! ピアノの小田さん、すごいです。 第3ステージ 混声合唱とピアノのための「その日 -August 6-」 作詩:谷川 俊太郎 / 作曲:三善 晃 指揮:清水 昭 / ピアノ:小田 裕之 コメント 8/6の広島について「その日わたしはそこにいなかった」とうたう谷川俊太郎の言葉に串刺された曲。視点がぐるぐる変わるようでサウンドは変わっていくけれど、”そこにいなかった”のは、何百年経っても誰もが感じること。その原点に串刺されて強烈に曲自体が輪郭を強めています。1冊1曲ですが、中間部のブルーススタイルが描く湿度の高い夏が「その日」と当日、どう違っているのか、どう同じなのか、感じてください。 第4ステージ 混声合唱とピアノのための「たましいのスケジュール」 作詩:覚 和歌子 / 作曲:横山 潤子 指揮:清水 昭 / ピアノ:筧 千佳子 コメント ああ〜〜〜〜好き。今更ですが僕は合唱団ひぐらしの正式メンバーではなく(またかよ)今回この曲を歌うために演奏会にお邪魔させてもらいました。作曲者いわく「中二病」のこの曲は、そのパレード性とカーニバルサウンドに挟まれた穿った目線のことばたちが魅力。音響デザイン的だけれど、歌声で演出する意味があちこちに隠れてるディズニーランド組曲。本当に楽しいよ! 第5ステージ 混声合唱による「日本抒情歌曲集」 より 編曲:林 光 指揮:清水 昭 / ピアノ:小田 裕之 コメント 楽しいよ。みんな知ってる歌。林光のつくりに立ち向かうサウンドがとても”ひぐらしらしく”仕上がっていて、僕はたのしいです。たぶんみんなも楽しんでもらえると思います。「シャボン玉」の編曲必聴です。楽しいよ! と、いうわけで ぜひお時間ある方聞きに来て下さい!連絡いただければ、チケットはご用意できます。 詳細はFacebookのイベントページも参照くださいませ。 Facebookイベント

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7.21

2016

2016/7/21

笑いばなしをしよう // 2016年のはらわた用に新曲を書きました(楽譜あり)

https://www.youtube.com/embed/tdLUWhtN1sM 2016年7月9日(土)、はらわたver.3.0として東京都合唱祭に参加してきました。はらだが指揮を振ってわたるが曲を書く「はらわた」も、今年で3回め。今回用の新曲は「笑いばなしをしよう」というタイトルで、swingリズムの明るい曲を書きました。 Download (rev005) 楽譜はこちらから! PDFで開きます。ぜひみなさんで演奏してみてください! 今回の演奏 「風になりたい」詩:川崎洋/曲:寺嶋陸也 https://www.youtube.com/embed/5AeFO-HSzrg 「笑いばなしをしよう」詞・曲:斉藤航 https://www.youtube.com/embed/tdLUWhtN1sM 第71回東京都合唱祭[B-05] 指揮:原田敬大 / ピアノ:大橋響子 / 合唱:はらわたver.3.0 はらわた‬ver.3.0 2014年に企画団体としてできた‎はらわたですが、嬉しいことに今回も東京都合唱祭に出ることができました。2016年7月9日(土)第71回東京都合唱祭のBブロックでの出演です。 本番があるから企画があるのか、企画があるから人が集まるのか、やりたいことのための手段が企画なのか……。昨年、兄弟企画の「HaraJovi」が動いた時から「わたるははらわたで何もしない」とお叱り(笑)を受けたので、運営も一手に担っての今回。チームのありかたとまではいかないけど、何のためにやるんだっけ、なにがやりたいんだっけの自分自身への質問攻めの期間でもありました。 企画だけどレギュラーのように参加してくれる奴もいれば、今回のためだけにジョインしてくれた人もいれば、仕事や体調で泣く泣くお休みとなったメンバーも。 そういうみんなをひっくるめて巻き込んでいける場所が必要で、はらわたで言えばその"場所"になるのは僕の書く曲でもあるのかなあ、とぼんやり。楽譜を書いて、それが不動産になるってすごいことだ。 もろもろはらださんの営業力もあってだと思うけれど、結局本番は、過去最高人数の30人でステージに乗ることができました。感謝。 はらわた Youtubeプレイリスト 今回の演奏を追加してプレイリストを更新しました! 今回で6曲がYoutubeで聞けるようになっています。過去のはらわたの演奏などもありますので、こちらからぜひご覧ください!! はらわたプレイリスト 新曲「笑いばなしをしよう」 今回の新曲のテーマは、大きく2つあってどちらにしようかなぁと思っていた。去年の合唱祭を終えたころからぼんやりと頭の中にはあって、去年の後半からいろんな歌仲間ができたり、飲み友達が増えたり、そういう経験の中で「笑いばなしをしよう」の原型をテーマにしようと心に決めました。 僕、とても不器用で恥ずかしがり屋(もっというとひねくれ者)なので、誰かに面倒向かって感謝したり、好きだと伝えたり、そういうことって本当に苦手なんだよなぁ。 だから、歌にしました。できぬなら、できるかたちで表現しよう。エゴだけど、やらないよりマシだ。とかいろいろ自分の中でいろんな隠し味としての調味料をかけて。 そんな気持ちが前のめりになってた部分もあったからか、めずらしく音より先に詞が出てきたパートもあったり、詞に合わせてメロディーを後からかえたり、そんな作り方をしました。メロディーは全部口で歌いながら考えたので、そういう意味では(あとから楽譜にしたら自分で仰天したけど)思ったより自然な歌い口なんじゃないかなぁと気に入っています。 楽器を鳴らさずに一曲まるまる構想することもこれまであんまりなかったから、そういう意味でハーモニーを考えたりピアノを入れたりするときにすごく苦労しました。自分でメロディ書いておいて、この部分の和音ってなんなの〜〜〜!?とお手上げ状態だったりしたことも。ある意味そういうプロセスもちょっとチャレンジングな(大げさに言うと成長機会的な)ものだったなー。 曲の作りとしては、図らずも(?)今回一緒に演奏した寺嶋陸也さんの「風になりたい」(今回のはらわたの演奏です!)とテーマのドミナント→トニックが似ている……!と指揮者に指摘されました。 同じくしてはらわたメンバーの1人がこんなツイートをしていたのも記憶に。 > 歌い出しが四拍目アウフタクトから「ソ→ミ」(上がる)ってなる曲、歌い出しに相当な良さがある気がする > いずみたく「見上げてごらん夜の星を」 > 高田三郎「雨」 > 寺嶋陸也「風になりたい」 > 高嶋みどり「未来」 > 松下耕「そのひとがうたうとき」 > あとはヴェルディの乾杯の歌とかたくさん はらわたver.3.0の演奏に向けて ver.3.0の練習をしていく中で、演奏をするって、技術的な部分と、表現への意識(意地?)がどっちもバランスよく必要だよなぁ、と改めて感じるシーンが多かったなあ、と振り返っています。 「このテンポで飽きられないかちょっと不安」 「財津和夫みたいな感じがする」 「Pさんそこちゃんとdolceで歌って(怒)」 そんな言葉も聞こえてきたりして、用意された曲じゃなくて、オリジナルの荒削りな楽曲をやることの意味というか楽しみというかが、ようやく見えてきた今回でもあったかな、と思いました。 一緒に演奏した寺嶋陸也さんの「風になりたい」が名曲すぎて、何度楽譜を見ても素敵だな〜って思うのだけど、新曲の「笑いばなしをしよう」をそれと並べてもポンコツ過ぎないように見せられたのは「こう演奏したい!」という表現への意識というか意地というかが、みんなの中にあったからこそかもしれないね。 もう少しだけ、メロディーのパートと、背景を彩るパートと、役割をキビキビ入れ替えながら本筋ストーリーを見せられる、そんな演奏ができればよかったな、という心残りもありながら。結構素敵にまとめることができて、良かった〜。 と、いうわけで 3年目ともなる今回は、企画だからこそ何がやりたいのか、何をやりたくないのかということが少しビビッドにしなくてはいけないな、という部分もありました。次の「はらわた」があったとしても、やっぱり「やる(って決まってる)もんだから」とか「どうせまた前回と同じようなことやるんでしょ」とか、そういうものにはならないようにしたいな。 Download (rev005) 「笑いばなしをしよう」の楽譜です。 是非、演奏してみてください!!

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1.5

2016

2016/1/5

See you ‘again’ 2015.

2015年にやったこと、作ったものなどのまとめ。一つ一つポストしておくマメさが足りなかったということは十分反省しています。 デザイン関連 少し個人でお手伝いするプロジェクトが増えた1年でした。とはいっても、もちろんそれ一本で食っているわけではないので、ほんの少しずつ、ということですが。 相変わらず本業の方で手を動かすデザインに関わる機会が少ない中ですが、途絶えずにいろいろかかわらせていただいているのがとても嬉しいです。 Mister Suite 株式会社SQUEEZEさんの「Mister Suite」というホームシェア(民泊)のコンサル・運用サービスがあり、そちらのオフライン関連のデザインをいくつかお手伝いさせていただいています。 ホームシェアはバケーションレンタルというような表現でも知られているかもしれませんが、Airbnbなどのプラットフォームを通じて旅行者がホストの家に民泊するという仕組み。「暮らすように旅行する」ことができるとして、海外では当たり前になりつつあるスタイル。「Mister Suite」は、そんな民泊の運営のコンサルティングからトータルサポートしてくれるサービスです。 **<●Welcome Guide>** 民泊時のゲスト(宿泊者)に物件を紹介するサービス案内+ウェルカムメッセージのガイドブックのデザインフォーマットを制作しました。 海外の利用客が多いこともあり、物件の写真を用いた部屋の使い方から日本のマナーや近隣の季節行事・観光地までを網羅したスペシャルな資料になっています。 詳しくはこちら **<●Mister Suite サービス紹介パンフレット>** 「Mister Suite」のサービスを紹介するパンフレットをA4の8ページで制作。デザイン・レイアウトだけではなく印刷相談も担当しました。 サービスの細かい紹介や実際の物件の写真など内容も盛り沢山で作りごたえのあるパンフレット制作となりました。 groove 代々木の美容室grooveのWebサイトを制作。デザインとフロントの実装まで。やり残しやり途中案件になっているので、今後も良くしていきたいです。詳しくはこちらのエントリで。 シミズメガネ 千葉県は柏市の駅前に本拠地があるメガネ・コンタクトの専門シミズメガネさんの動画制作プロジェクトを一部お手伝いしています。 商品の紹介や目に関する啓蒙活動のタネをドンドン動画にしてコンテンツを増やそうという大きな流れの中での一つとして、動画のフォーマットとなるベースを制作しました。 運用をミニマムに、とにかく中身を、作り込んでしまうと視聴側が共感を得にくい……などなどの鋭い視点でコンパクトに回せるよう、Powerpoint形式で次々動画を作れるよう体制も考えながらの制作でした。きっとこういうスタイルで展開していく事業者やお店なんかが増えていくのだろうな。その走りとなる経験をさせていただいたような気がしています。 円熟女子会 円熟女子会は、これから円熟していくであろう女子たち(そして男子たち)の役者を集めたというコンセプトの劇団。その第二回公演となる「逢うなら夢で 〜ボクの怖い女たち〜」の宣伝美術担当として、フライヤーデザインを担当しました。 [](/wp/wp-content/uploads/2016/01/kampake.pdf) ▲スタッフの宣伝美術に名前を入れてもらっています!!!すごい!!!感動!!! ダブルキャストで5日間ということで大規模な公演のフライヤーでしたが、初判の台本だけちらっと見せていただいてイメージからすべて任せてもらった中で作っていけたのがとても楽しかったです。 特殊な経験としては、一緒にタッグを組んでくれた本業の方での同期のササリナがカメラマンをやって、2人でキャストの写真撮影から担当したこと。勉強になりました。 ★実際にこちらの公演に12月頭お邪魔してきましたが、すっごく素敵なお芝居で観終わった後とても幸せな気分になりました。演出の富田さん、恐るべし……! 円熟女子会WEB 書籍工暦として **<●文学フリマガイドブック>** こちらエントリしましたね。2015年春の7号、メインで担当しました。 **<●第三回文学フリマ大阪公式カタログ>** こちらも実は昨年に引き続きのプロジェクトでした。今年は大きな乱丁が出ず、早めの進行ができたことが進歩だったと思います。。使いやすさを重視。 その他… その他、合唱団のロゴを作ったり、司法書士になる友達の名刺を作ったり、情報系大学院生のテストプログラム用のキャラクターを描いたり……。 思い出すといろいろ作りもの系でもちょこちょこやる機会をいただいた1年でした。後述のリベンジ系の作り物もけっこうやったよ! 音楽関係 今年はかなり歌った……。感覚としてもかなり歌ったけれど、振り返りで一つ一つ思い出してみると、本当に休みなく歌い続けてるな……笑 これまで平日に仕事後歌う時間を作るなんて考えることも出来なかったけど、仕事が忙しいとか残業とか、そういうのってどうとでもなるのね。本気になれば歌いにも行けるということがわかったし、そのへんのバランスももっと上手にできるようになるとよいな。 はらわた(合唱) こちらはいくつかこのブログでもきちんとしたエントリを上げているのでお馴染み。僕の書いた曲を企画のチームとして演奏しているものです。今年は「Ver.2」で7月の東京都合唱祭、「Ver.2.1」として11月のリベンジ☆合唱祭にそれぞれ参加してきました。 あちこちパートを回されて、ついに本番という場所で一部ソプラノデビューまで果たした。 「はらわた」プレイリスト はらおか(男声カルテット) はら●●シリーズとしてははらわたの兄弟企画と位置づけることもできる、原田さんと岡田さん(はかたさん)が中心となったバーバーショップカルテット企画。4月に中野の教会で開かれたイースター音楽祭に出演しました。 バーバーショップという4声でバリバリハモらせるアメリカンスタイルのカルテットにはこの企画で初めて出会いましたが、今では一生バーバーショップだけ歌って暮らせればそれだけで何も要らないと思えてしまうほどバーバーショップ好きに。クラシック初のクワイアとの視点の違いは、やはりベースに対する和声ではなくリードボーカルにどうハモっていくかという部分。お得意のファルセット領域で輝けたのも嬉しかったことの一つ。 演奏したのは、下記4曲。どれも楽しかったです。 * Tonight, Tonight * Lazy Day * Alleluia * It is well with my soul 熊々舎男声合唱団 がんばれ!ベアーズ(合唱) 野本カントク率いる男声合唱団「がんばれ!ベアーズ」の初舞台が8月にありました。森の音楽会@オリンピックセンター小ホール。年明けごろから本格的に参加させてもらって、最初は練習もそこそこに飲んでばかりいたような気がする合唱団でしたが、気がつけばちゃんと歌える(?)ように……! オリジナルのユニフォームまで作る突き抜けた感じがすき。Tシャツ用にロゴをデザインしましたよ。 演奏したのは、WIliam Byrdによる3声のミサから2つと、林光作品 * Kyrie * Gloria * 石ころの歌 HaraJovi(合唱) これもはら●●シリーズの兄弟企画、ジョビというチャラい男が絡んでいます。黒人霊歌やアメリカン・ポップスをやるチームとして集まって、例によってリズムセクションからのアプローチでまとめた曲を披露。10月の府中の森公園での野外コンサートに出場しました。 * Heal the world * Swing low, sweet chariot * Nine Hundred Miles * Hear my prayer * The battle of jericho カッコイイ!ってなる曲が沢山でした。アレンジもいいんだよー。 それから、この企画ではわりと同世代方面の歌仲間が広がったのがとても嬉しいイベントでした。歌える若手ってこーんなにたくさんいるのね。悔しいとか負けたくない、とかそういうのではないんだけど、なんかただ呆然と世界って広いなーって。改めて知ってる範囲なんて限りなく狭いところなんだろうなぁって思ったのでした。 この企画を軸足にして、打ち上げ研究会という飲みたいだけのバカな集まりもゆるゆると結成。本当にバカ。 アンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京(合唱) **<●コロ・フェスタ2015 in 小江戸川越>** 毎年の企画ですがアルカイクとしてコロフェスタに参加してきました。川越に新しくできたウェスタ川越という立派なホールで歌い、狭山に宿泊して……。今年こそいろんなところに顔を出したりしていましたが、学校を卒業してから仕事の合間にまともに歌えてた場所は、ほぼアルカイクだけだったので、今となってはここもホームな場所だなという嬉しい感覚もある(それなのに久しぶりだったので)中での11月のコロフェスタでした。 演奏したのは、上田真樹作「花と風と」をなんと一曲集まるまる。岸田衿子テキストにのせた爽やかな曲たちです。 * かぜとかざぐるま * ありくいながら * 一ぽんの木は * 花のかず 7月に合唱団ひぐらしのコンサートを聞きに行って、そこで初めて出会った「花と風と」の曲集に一目惚れ(一聴き惚れ?)してしまい、歌う予定もなかったのにすぐ楽譜を購入。まさかその数ヶ月後に歌うことになるとは想像していなかったけれど、歌えてよかったなぁ。本当に歌ってて素敵な気持ちになる曲で、ちょっとばかり力を入れておかないと、ふとした優しさに泣かせられてしまうような、そんな曲でした。 **<●レコーディング>** アルカイクのメイン活動の一つともなっているレコーディング仕事。前述の「はらわたVer.2.1」の本番次期とダダかぶりだったためなかなか練習日程が合わない中だったけれど、参加できてよかったレコーディングでした。そして実は、今回レコーディングに女声として初めて参加することに……! まさかのアルトでも銀盤デビュー(違) アルカフェ・クワイア 荻窪のライブカフェ、アルカフェを中心にしたポップスクワイアの集まりがアルカフェクワイア。夏の合唱祭にもお誘いいただいていたけれど、当時はまだキャパシティもなく(そして実は密かに転職活動的なことをちょっとだけしていたので;結局辞めましたが)12月のクリスマスコンサートに向けてのフェーズから参加させてもらい、荻窪から遠くに引っ越した後に散々荻窪まで足繁く通うハメになりました。 前述のHaraJoviもポップスだし、ここでは詳しく書かないけど別途エントリした表参道高校合唱部!のアレンジ作品を歌ってみるあつまりもポップス由来だし、バーバーショップにも触れたし、そもそもはらわたで書いてる曲なんてポップスの作りだし……。 今年はポップス×合唱というのが一つの(後付の)テーマというかキーワードになっていたということを振り返りながら、アルカフェクワイアでその集大成というか、かけらを拾い集めてどうにかそれをまとめて輝かせようとしているような状態だったなぁと思いました。耳馴染みのあるクリスマスソングばーっかり集めたコンサート。最高に楽しかったです。あと僕は英語が苦手です。 演奏は全部で10曲。よく歌いこんだ。 * JINGLE-BELL ROCK * Rudolph The Red-Nosed Reindeer * The Christmas Song * Jingle Bells * Let it snow, Let it snow, Let it snow! * Caroling, Caroling * The Gift * Try to Remember * Have Yourself a Merry Little Christmas * Santa Claus is Comin’ to Town 記憶に残っているのが、打ち上げで歌い出した挙句、閉店だから締めるよー!という声に呼応して「じゃあ、蛍の光」「はい、【プー】」とピッチパイプが吹かれると、好き好きにハモったりアレンジしたりしながら蛍の光を歌うという締め方。個人的にものすごくツボで、ああなんて幸せなんだ、と思わされた瞬間でした。お店閉まるからって、蛍の光を自分たちで歌うなんて! Piercing Cyclone(音楽ユニット;?) たまると2人で音楽やるときのチーム名。高校の時にカッコつけて名前だけつけていたんだけど、特に何かがあるわけでもなく、なんとなくある意味眠らせていた団体。ふとしたきっかけで、ちょっと前までオレが同じ会社で働いていた友人が、実家の教会で開催するユースクリスマスディナーのイベントに呼んでもらい、そこで演奏する機会に恵まれた。 思えばなんと、Piercing Cycloneとして人前で演奏するのはこれが初の機会!結成してから8年目になるのに、なんてこった。ひっくり返すと、当時何曲かしたためていたオリジナルソングがあるし、クリスマスソングメドレーをラフに演奏してステージにできるね、となんとか1週間で準備。バタバタしてたけど、最高にたのしかった。 昔の、それこそ若気の至りで出来てしまった曲を、今まで大切にしていてそれを演奏する日がくるなんて!!そんな幸せな気分に重ねて、将来は自分の教会を、と望む友人の姿を久々に見れたことと、その友人が仕事を辞めるに至った苦しさに、少しでも自分が光になっていたということを知ることが出来て、なんて言葉にしたら良いかわからないような温かい気持ちになった、冬のある夜でした。 演奏したのは、クリスマスメドレーに加えて下記オリジナル2曲。 * Nelly’s Christmas * Endless World Nelly’s…は、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ……と構成をバラバラにしてパーツパーツをお互い別々に作り、くっつけてみたら曲になった、という遊びから生まれたクリスマスソング。結構自分で好き。 一方のEndless…は、循環するコードの土台をベースにいつまでも続いていってほしいような今(=当時の若いときの気持ちだとか、音楽やその他に立ち向かう無敵感、永遠ではないとわかっている時間など)がずっとずっと続いたらいいのにね、という気持ちでコードをオレが、メロディーをたまるがメインで曲に仕上げたインストのナンバー。鍵盤ハーモニカの音色が良い味になった。 やろうと思えば、今だって無敵になれるのね。怖いことなんて何もない。そんなことを一瞬だけど思い出せたような、そんなライブになりました。 その他… 目黒のライブカフェでのオープンマイクイベントに飛び入りしてみたり、以前エントリしたレッツ!オモコー企画で表参道高校合唱部!作品を歌ったり、まだ本番を迎えていない「合唱団轟」の演奏会にお邪魔させてもらうことになっていたり、本当に数えきれないぐらい歌う機会・音楽をする機会に恵まれた一年でした。新しく立ち上がった白いうた青いうたを歌うチームも、楽しみ。 イベントとか リベンジ★中夜祭 東葛飾高校の文化祭(中夜祭)を大人になった今もう一度、思うように動けなかった部分もあったけれど、またどんでもなくバカなことを一応形になるまでやってしまったなぁというのだけは残っている。イベントを通したデザインのトーンとかって言う部分で見られたのが楽しかった。あとやっぱり学校っていうのは素敵だ。たくさん忘れ物をしてきたと思うけど、こうやって拾いに行くとまだそこに落ちたままでいてくれる。 リベンジ☆合唱祭 もう上述と同様雑な振り返りになるけれど、こちらは2年目となるリベンジ企画で、去年より少し薄めの運営へのかかわりになってしまったかもしれないが、いろんなタイミングとかに恵まれて、(イベントの出発点である東葛高校OBOGではない)外部の人をかなり巻き込んだ物にできたことが満足。それが、内輪だからってはねのけられるのではないか、と余計なことを考えていたことも今では少し恥ずかしい。こちらのイベントはなんだか今回でポッキリ終わってしまうものでも無さそうな雰囲気。さてどうなることやら。むにゃむにゃ。 お出かけなど 富山に行ったのと、マジでテント張るタイプのキャンプに行けたことと、弾丸で福岡に往復したり、無駄に車で浜松いったり、新潟に旅行して結局トランプしたり。お出かけもいくつかできたのでよかったです。でも海外にはそろそろ行きたい。トルコとか。 と、いうわけで…… 2015年、大したことのない年だったかなぁとも思ってしまうほどだったけれど、一つ一つ思い返していくとそんなことは全く無かった。むしろいつ本業の仕事してたんだオレ。とはいえそっちも、思いつきで朝早く行くようにしてみた時期もあったし、手当たり次第にセミナーや勉強会に顔をだす時期があったり、結構好き放題働いた(不思議な言い回しだが)ような気がしています。あー楽しい一年やったわ。 2016年の目標は、2015年の後半でもう決めていました。じゃあその時から実践しろよという感じですが、何か意識的な区切りや外部要因に思える環境的なものって、意外と使いやすいのよ。 今年の目標は「チャンス◎」でいきます。2015年、幾つかの瞬間でふと「あれ、今これってもしかして逃したら勿体のないチャンスなのではないか」という瞬間に少しだけピンと来たことがあったのだけれど、それがあまりうまく活かせないまま日常の忙しい(と表現するのに適したつまらない)作業の方にパワーを注いでしまったり、得意だとすら思ってしまっている言い訳を並べてわざとそちらのジャンプ台に踏み出す道を塞いでいたような気もしていて、それは絶対にやめよう、チャンスに強い男になろう、と。それが2016年の目標。 きっと仕事でもなんでも、ここは【時じゃない】と思った時は要領よく過ごし、ここぞというときに火事場の馬鹿力が出せるようなのが次のステージの大人というものなのではないかな、と思っているのです。 そんなわけで、今年もどうぞみなさま、よろしくお願い致します。

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11.3

2015

2015/11/3

高円寺から深川へ(転居記:Facebookから転記)

江東区の深川エリアに引っ越しました。 駅でいうと、清澄白河と門前仲町の間ぐらい。清澄庭園の向かいだから、清澄白河駅のほうが少し近く。木場公園と現代美術館もすぐに行ける距離で、ブルーボトルコーヒーに至っては図らずも二軒隣のご近所です。近くに川があるところに住みたい、というプチ夢も叶いました。 今回で、東京に住んで3拠点目。高円寺のものすごく狭い(と自分では思っていた)1Rから、間取りとしては大躍進の1DKになり、なんと独立洗面台と脱衣所まである豪華さ。これで深夜に冷蔵庫が思い出したように稼働する「ブォーーーン」という音に睡眠を阻害されることもなくなりそうです。 *** 引っ越しは大変だ。3年前に三鷹から高円寺に引っ越したときは、前日に引越し手伝いで呼んだ友達に呆れられて「これは明日からも住み続ける人の部屋だよ……」という名言を生み出させてしまったのだけれど、今回もほとんど成長はなく、前日にほぼ徹夜で荷造りする始末。 高円寺の旧住居での作業はあまり楽しいものではなく、三鷹から引っ越した時のダンボールのまま一度も開けなかった、なんていう物も発見して、改めてこの3年弱はあまり落ち着かなかったんだな、とも思い直す。 ほとんど活躍させてあげられなかったキッチン、地デジ対応なのにデジアナ変換でしか番組が見られないテレビ、ぺしゃんこになった座布団や今にもスプリングが飛び出そうなマットレス、気に入らなかったけど慌てて買ったままの中途半端なカーテンなどなど……。 なんだかあまり、ここでの3年間は素敵なものじゃなかったかもしれないな。そうやって、心のなかでつぶやいたらようやく少しだけ寂しくなってしまった。ごめんね、この部屋が悪いわけじゃないんだろうけども。 *** 勤務先のオフィスが八丁堀に移転することになり、それなら少しでも近くに、と転居することにした次第。だけれども、なぜかこのエリアにはピンときていて正味2年ぐらいは物件を漁っていたんだよね。 前のマンションからでも通勤できる距離だけど、いろんな言い訳を壺の中でごちゃまぜにして、全部エネルギーに変えてもう少し楽しい(正しい?)毎日を過ごす原動力にできたら、と転居に踏み切りました。 忙しい仕事だからって生活がめちゃくちゃになったのも工夫が足りないだけだし、もしかしたら工夫どころか気持ちだけでもなにか変わるかもしれないし。 本当は賢い方法ではないけれど、そんな自分の弱い部分もこれまで住んでいたところに置きざりにして、新しいところで社会人としてのにばんめの一歩を踏み出すことにした。 だからやっぱり、高円寺の家にはごめんね。 これから先はもう少しだけ胸を張れるような生き方をしよう。やりたいことにも、どうやったら近づけるのか具体的に考えよう。ちょっぴり料理もしよう。枕カバーも頻繁に洗おう。 もしかしたらまだ、引っ越し前のあのマンションの本当の掃除が、終わっていないのかもしれないなぁ。

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9.25

2015

2015/9/25

TBS金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」の曲を歌おう // アルカフェの合唱企画「レッツオモコー!」イベント紹介

TBSで金曜22時から放送している「表参道高校合唱部!」というドラマがあります。毎回番組オリジナルアレンジのコーラス演奏があるのが特徴で、それを歌ってみよう!という企画「レッツオモコー!」に顔を出しているのでご紹介します。 TBSの金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」について 最近テレビドラマなんて見ることほとんどなくなってしまったけど、歌ものというのもあって(あと今回のこの歌ってみる企画に参加するため)履修しています。 内容については言いたいこともたくさんあるけれど、、いろんな議論がいろんなところでされているので割愛。ストーリー/演出とかではないところで見ていて気になったポイントをメモ。 ポップス選曲 毎回一つ、メインの曲が設定されているのだけど、ポップス選曲なのだよね。ポップスを合唱する問題は根が深いのでここでは議論しないけれど、個人的にはこれが良いと思っていて。 「大事なこと」を書いた時の思想でもあるけれど、多くの人の合唱って中学あるいは行って高校ぐらいだとしても、メインはやはりクラス合唱なんだよね。で、クラス合唱って誤解を恐れずにざっくり行ってしまうとポップスの作りとシンパシーがあると思うんですよ。 その上で、選曲のラインナップは「あーはいはいやっぱそう来たか」というものばっかりでもなく、かといって「そ、そんなとこ行く……?」ともならず。なかなか面白いなぁというふうに見ています。 TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン テレビドラマを見ない理由のうちに「毎週決まった時間にテレビを付けられるかわからない生活」「テレビ番組を録画するシステムを保持していない」「録画したものをわざわざ消化する時間が確保できない」というのが挙げられるのだけど、なるほどこの仕組なら見てやってもいいなと感じました。(目線上昇中) > **1.TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーンとは** > 「TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン」は、TBSテレビで放送された番組をパソコン/スマートフォン(タブレット)から各番組の配信期間内無料で見ることができるキャンペーンです。 > TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン|TBSテレビ ドラマであれば、次の放送日までの1週間は公式で見放題ですよ、という仕組みですね。そして、録画しちゃうとテレビでしか見られないから家で座ってテレビを付けて…ってやらなくちゃいけないところを、移動時間に電車でチャッと見れちゃうのはアリっちゃありかなぁと。 楽譜が販売される…! ドラマで使われた曲が@ELISEからピースで販売されています! 面白い。 @ELISE アルカフェ合唱企画「レッツオモコー!」 荻窪にアルカフェというお店がある。素敵なお店です。前から気になっていたのだけど、最近ようやく足を運べました。普段はオープンマイクやミニライブとかをメインに、たまにお店企画でいろいろイベントもやっているのだそう。 アルカフェWEBサイト 店主の”だん”さんは合唱やアカペラをやってらっしゃる方で、お店企画の中にもアカペラものとかが多し。その中で、今回は前述TBSドラマの「表参道高校合唱部!」にあやかった「レッツオモコー!」のイベントを主催されている、というわけなのです。 基本的には「ドラマ内でやったアレンジで歌ってみようよ!楽譜もあるし!」という主旨で、誰でも参加OKの開かれた企画です。だいたい初めて顔合わせたメンバーで順々に譜読みをしていって、読めたら合わせてみよう、合わせてみたらUstreamで配信してみよう、という感じの流れ。そういったとこに何度か出入りしている最近です。 Tomorrow 第一回目の「レッツオモコー!」課題曲は岡本真夜の「Tomorrow」。放送は第三話の野球部くん回のですかね。参加メンバー的にまさかのベース担当。外声は使う耳も頭も違いますな。。 Over Drive 第二回目はJUDY AND MARYの「Over Drive」。選曲そうきたか!と思った一曲。放送は第一話、5人でステージしてた時の回ですね。奇しくも(?)コーラス隊はドラマと同じ編成でのチャレンジ。 持ち込み企画でドラマのテーマをアレンジしたよ! 「レッツオモコー!」の企画が楽しすぎて、何か持ち込みしたいな、とドラマのオープニングテーマをアレンジ。 オープニングテーマとはこれのこと↓ 「レッツオモコー!」で発声練習的に遊べれば良いな〜と、いわゆるカデンツの和音練習にオープニングテーマを入れこんでアレンジしました。どんな音になってるでしょうか? 簡単なので試しに歌ってみてください♪ 楽譜はこちら 今後の「レッツオモコー!」お知らせ 11/3(火祝)にこれまたアルカフェ内のイベントである「アルカフェスタ☆アルカペラ★文化の日スペシャル」へ「レッツオモコー!」チームで出場することに。まだまだこれからなので、一緒に参加できるひとも募集中ですよ。 今後の予定 **第3回** 09月30日(水)19:30-22:00 「TRAIN-TRAIN」/クラス合唱「マイバラード」 →イベントページはこちら **第4回** 10月08日(木)19:30-22:00 「ハナミズキ」/クラス合唱「心の瞳」 →イベントページはこちら **第5回** 10月21日(水)19:30-22:00 近日発表! →イベントページはこちら と、いうわけで レッツオモコー! 一緒に歌おう!

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9.17

2015

2015/9/17

企画であつまる合唱チーム「はらわた」

東京都合唱祭に参加した話で何度か話題にはしたけれど、企画の合唱チームである「はらわた」についてまとめて書いたところがなかったのでここで書いておこうかな。 「はらわた」のはじまり 大学を卒業するときに、所属していた大学合唱団の「卒団式」というイベントがあって、それに合わせて卒業ソングを作りました。それが「大事なこと」という混声3部を基本にしたクラス合唱風の作品。 ▼2013年2月 早稲田大学合唱団卒団式にて(指揮:音森一輝/ピアノ:斉藤航) なるべく沢山の人に歌って欲しい!と当日に飛び乗りステージしてもらった人もたくさんいて(それができるぐらいシンプルな編曲にしたかった)これはこれで懐かしいなぁ。楽譜もリバイスしたしこの動画は限定公開にしちゃってるけど…笑 どうせ自分で伴奏するなら、と最後までちゃんとピアノ譜書かなかったんだよな。。 そして、これを飲み友達で大学の合唱団の先輩でもある合唱人の**原田さん(たいぞさん)**が、ウイスキーのうんちくを垂れながらバーで聴いてくれて、面白いからどっかでやろうよ、いいじゃん、って。そしたらちょうど東京都合唱祭があるからそれにしよう、と「はらわた」の初ステージが決まったわけです。 この「大事なこと」をもう一回ちゃんとやろうという主旨でなんとなく話をしたときには、まだ「はらわた」の名前はなかったけどね。 第69回東京都合唱祭(2014年) 原田とわたるだから「はらわた」でいいよね? そんな感じで東京都合唱祭のプログラムに提出。ああ、世の中の決まり事というのは心が追いつく前にもこういう”締切ごと”のお陰で決断されていくことも多いんだろうなぁと思いを馳せる。 この時に演奏したのが次の2曲。大事なことは、はらわたでの演奏のために、ブラッシュアップ(というと聞こえはよくなるけれど、ひどかったところをリライト)しての演奏。くわしくはこのへんを。 「大事なこと」作:斉藤航 「明日」詩:谷川俊太郎/曲:寺嶋陸也 第69回東京都合唱祭[W-10] 指揮:原田敬大 / ピアノ:大橋響子 / 合唱:はらわた 第70回東京都合唱祭(2015年) 田中達也先生による「大事なこと」のアレンジが決まって、さあやるか、となった「はらわたver.2.0」。新曲も書いて挑戦した2ndステージです。 この時に演奏したのが次の2曲。新曲の「にばんめの一歩」についてくわしくはこのへんを。 「大事なこと」作:斉藤航/編曲:田中達也 「にばんめの一歩」作:斉藤航 第70回東京都合唱祭[W-04] 指揮:原田敬大 / ピアノ:大橋響子 / カホン:木幡雄一郎 / 合唱:はらわた 常設の合唱団ではなく企画ごとのチームとして 過去2回だけですが、ゆるゆるとしたつながりの中で集まってもらっている「はらわた」のメンバー。2回だけどそれぞれ違うメンバーで、違う音で演奏している(できている)。 「合唱団」っていう輪郭のはっきりした団体じゃなくてよい、と思っている。それは、例えば”合唱”との距離が遠い人、最近遠くなってしまっている人、音楽をやるっていうことのハードルが高い人、昔はピアノとか習ってたけどね〜って人、学生のころの合唱祭とかは覚えてるけどその他は特に…って人、そういう周辺の範囲まで巻き込めるチームになるといいな、と。 「はらわた」の裏のテーマとして持っていたんだけど、指揮と主宰で一緒にやってくれている原田さんが、ある日「指揮はもう振らない」と言い出したりしていたことへのある意味挑戦状じゃないけど、いいから指導の場所も持っていなさいと僕から言える一つの形だったんだよね。 そして、そこから芽吹いた団体も生まれようとしているみたい。まぁそれはまた、別のお話。 と、いうわけで 合唱団ではないのでいつか消えてしまうかもしれないけれど、一方で続けることが目的になって形骸化することも無いといえるかもしれない。そんな企画の合唱チーム「はらわた」今後もよろしくお願いします。 そうそう、Youtubeで「はらわた」の演奏曲プレイリストをぜひお気に入りしておいてくださいね。 「はらわた」プレイリスト

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9.16

2015

2015/9/16

リベンジは、何度したっていい。「リベンジ☆合唱祭」今年も開催!

合唱祭が好きすぎて、懐かしすぎて開催した去年の「リベンジ☆合唱祭」。嬉しい事に、今年も開催することになりました。リベンジ★中夜祭で配布するためにフライヤーを作ったのでご紹介。 リベンジは、何度したっていい。 リベンジは、何度したっていい。二度目の開催となる「リベンジ☆合唱祭」が、単純に「ああまたやるの」で終わらない魅力のあるイベントになりますように、と。決してムスカ大佐のセリフ「何度でもよみがえるさ」のトーンではない。 ステージに出ることなんて、めっきり少なくなってしまった。僕なんかはありがたいことに、たまに合唱する機会があるからそうでもないけれど。そういうステージの機会を作れるのがこのイベントの良い所でもあるし、でもステージだけじゃないのが東葛の合唱祭だったわけでもあって。 そういう少し苦くって、でもそれが美味しさでもあるような気持ちになってくれたら良いなと思っています。イベント自体も、それを広報するフライヤーでもね。 [](/wp/wp-content/uploads/2015/09/revenge-gassai_for_revenge-chu_rev04_ol.pdf) Webサイトはこちら Webももちろんあります。コストパフォーマンスの観点とまでは言わないけれど、昨年度のフォーマットを活かしつつ、足りなかったところは改善して、という運営なのでWebは使い回し。 リベンジ☆合唱祭Webサイト と、いうわけで リベンジ★中夜祭につづき、2年連続の合唱祭リベンジ……どれだけバカな高校なのよ(そしてこういう文脈でバカと使う/使われることが大好きなのよ)と自分自身で思いながら、今年も開催できることを嬉しく思ってます。準備していくので応援してくださいー! 後日「はらわた」名義でこのイベントの参加メンバー募ります。

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9.15

2015

2015/9/15

風とサボタージュ

しばらく梅雨のように雨が続いていた。台風だとかなんとか低気圧だとか、原因はあるんだろうけれどそれにしてもしばらく長い間雨だったような気がする。 先週の金曜日、朝からJR大崎駅の近くで打合せがあったので、眠い目をこすりながら参加した。低気圧続きで体から眠気が追い払えていないような気がしながら、打合せしたビルを出た時、思わず息を呑んでしまった。大きな台風が一つ去って久しぶりに顔をだした太陽がそこにあって、それを見ていたら思わず涙があふれてきた。 美しい。 美しすぎる。 何バカなことを、とさえ思われるかもしれない。逆に言えば、普段どれだけ感動が薄い日常を送っているのか、と心配してくれる人がいるかもしれない。とにかくここ最近で出会ったことのないような”衝撃”で、驚きとか喜びとかみたいにはっきりと色を持つ前の原油のような状態の気持ちになった。 久しぶりに仕事でやりづらい案件に当たっていたり、本業以外のタスクがたまってしまっていたり、週末プロジェクトに無暗に手をだしたり(これは全くもって自分に非があるのだけれど)、そして何より、やりたいことやってない、という漠然とした気分の悪さが日々追いかけてくるような毎日。少なくとも、決して心に余裕があるとは言えない中だった。 心に余裕があるからこそ、美しさに感動し、悲しさに涙できる、ともいわれる。 一方で、ダメになりそうなときだからこそ、痛いほど身にしみてわかる優しさというのもあるんだろう。 そんなことを考えながら、ユーミンが「Hello, my friend」の中で歌ってる「台風がゆく頃は涼しくなる」ということばを思い出す。そういえばこの歌も、ただ夏という言葉しか使っていないのに、いつまでも続く気がした灼熱の夏が終わって去っていく時にはスピードを上げてどこかへ行ってしまう、ちょうど今みたいな瞬間を歌っているのだと思わせる。 そうか、秋晴れの美しさなのか。ああ夏は終わってしまった。季節が変わるたびに「ああこの季節はなんて素晴らしいんだ」と思い直すタイプなので(とんでもなく都合の良いやつだ、と言われたりもするけれど、僕はそれが気に入っている)夏が終わったら自動的に「秋が素敵」モードになるのだけれど。 夏の日と同じように日差しはまだしっかりしているけれど、顔に当たる風が違う。いつもこの時期に昼間の日差しを浴びながら冷たさを持った風が顔に当たると、学生のころを思い出す。 高校を卒業するまで(大きな意味では今も、なのだろうけれど)僕は特に周りから見たら真面目なタイプだったように思う。こういうことは自分自身がどう思っているかということより、人がどう見ているかということのほうが前に出てきやすいから、いくらかそういう声を聞くことを思えばそれが正しいのだろうと思うけれど。 それは、中学の時に授業をサボってBOOKOFFで漫画を読んでいたり、高校には気が向くまで学校に行かず遅刻していったり、持久走をサボって部室で麻雀してたり、そういうことはしなかったという意味の「真面目なタイプ」だ。自虐的に言うと、そういう勇気や尖った部分を持つ極端さを持てない人間だと表現することもできる。 大学に入っても、特に自分自身でそういうスタンスはイジらずに過ごしていたけれど、入学して半年が過ぎて後期課程に入ったとき、講義室で講義されてても仕方ないな、と思ってしまった瞬間が現れた。ふと。そして、出席しようと思っていた大教室の手前で引き返して散歩しに行った。人生で初めてのサボりというまでのものではないし、その行動自体が自分自身に特別な意味を持たせたものでもない。 だけどすごく覚えてる。 それが、9月の終わりの、いわゆる抜群の秋晴れの日だった。 それ以来、秋晴れは自分の中でサボタージュにつながる記号のようになった。 今でも秋晴れと、その日差しと一件不釣合いな冷たさのある風を感じると、どうしても目の前のものを投げ出してしまいそうな、もっというと逃げ出して当然のような気分になってしまう。 そんなことはしない、変に大人な自分を抱えたまま、だからこの前は、涙してしまったのかもしれないな。

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7.22

2015

2015/7/22

「大事なこと」田中達也 アカペラ編曲版を演奏しました // はらわた@第70回東京都合唱祭

はらわたver.2.0で、田中達也先生にアレンジしていただいた「大事なこと」の初演奏でございました。演奏動画のご紹介。 「大事なこと」アカペラ版(田中達也編曲)の生まれ そもそも「大事なこと」とは、自分の卒業タイミングに書いた曲を第一回のはらわた用にリライトして完成版としたものでした。 第一回のはらわた後にいくつか「面白い演奏だったよ」という声をいただくことが多かった中で、E.S.Pという団体の飲み会で「もっと面白くなるよ〜田中くんがアレンジしたりすればさ〜」というJ氏の発言によってまさかまさかの田中達也先生に編曲していただくことになったのです。 E.S.Pとは “清水敬一先生と遊ぶ”というちょっと強烈(?)なフレーズとともに展開されている歌の団体で、僕も何度か遊びに行かせてもらったことがあります。譜読みが上手だろうが苦手だろうが、敬一先生の数十分の稽古であっという間に通して歌えてしまうというのを体感した面白い場。手品がお得意な敬一先生ですが、何なら譜の読ませ方と曲の理解のさせ方の方がよっぽどマジックとも言える。 > 【紹介:E.S.P.】実質的に「清水敬一先生と合唱で遊ぼう」的な活動。成果・目的を離れ、楽譜や音楽との対話をディープに楽しむスタンス。出入り自由のため、たまに遊びに来る的スタンスも許容。呑み会では敬一先生の手品ショーも時々。 > > — 無節操なJ氏 (@Js\_activity) 2015, 6月 28 田中先生編曲の「大事なこと」アカペラサウンド どこかの団体のキャッチフレーズで聴いたことはあるけど「シンプルで骨太」ってこういうことかもしれない、と思わせてくれるような響きと厚みのある構成で、これはもしかしたら後から思い出しても”はらわた”にはとんでもなくよい教材であり、素敵な出会いであったのではないか。 ピアノ付きだった元の世界をアカペラでうまく拾って頂いていて、原曲の発案者的にはニヤリとしてしまう演出が散りばめられていたので完全に僕得の企画になってしまいましたが。演奏は、冒頭のYoutubeでご覧いただけますのでぜひご一聴くださいませ。 演奏していって思ったこと やっぱりこの曲は(そしてクラス合唱とは)ポップスだなぁという感覚。感覚だから、言い切るものではないけれど、調性がはっきりしていて、それでいて快活さと心地よさがウリなんだもの。 はらわたver.2.0では、原田さんのアプローチの仕方でもある(そして研究の対象でもあるかもしれない)リズムの側面から楽曲に向き合うという視点でアカペラ版の「大事なこと」に取り組むことで、個人的には結構面白い発見がいくつかあった。例えば音程がピッチレベルでビシっとそろっていなくても、リズムとかグルーブ感がそろっているとまとまりがグンと見えてくるんだよね。逆に言えば、音程ばっかり正確でももたもたしてしまうとなんかまとまりも感じづらい野暮ったい演奏になる。 これまで(自分の中では)うまく言語化できていなかった「正しくきれいに歌えているのになんでハモらないの」という感覚への答えの一つでもあったかもしれない。曲のスタイルとか枠組みと演奏がハモっていないわけだったのね。 アカペラのコーラス譜だけど、練習でカホンを入れてやったりしたのがすごく楽しかったし、カホンありのときとカホンなしのときの歌いやすさ(曲の出来と自分の中で歌っているイメージのゴールが近くなる!)が格段に違ったのが印象的。おもしろいなぁ。 と、いうわけで 貴重な経験となった自曲のアレンジ版「大事なこと」の演奏です。譜面は公開されませんが、興味のある方はご相談くださいませ。

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7.20

2015

2015/7/20

合唱曲「にばんめの一歩」を演奏しました // はらわた@第70回東京都合唱祭

2015年7月20日(月・祝)飲み友達でもある大学の先輩原田さんとの企画「はらわたver.2.0」で、第70回東京都合唱祭に参加しました。新曲「にばんめの一歩」を書いて披露してきましたよ(\*\_\*) Download (rev002)楽譜はこちらから! PDFで開きます。ぜひみなさんで演奏してみてください! はらわた ver.2.0 昨年度「大事なこと」を演奏するために企画をやろうよ、と言ってもらって立ち上がったはらわた。はじめは一回ポッキリの集まりだし、と思っていたけれど、面白い集まりになったよね、というところから次もやれたらいいなぁとぼんやり思っていた。 そんなところに、2015年初ごろだったと記憶しているけれど、驚いたことに歌い手としての合唱仲間でもある作曲家の田中達也先生が僕の書いた「大事なこと」をアカペラ編曲してくれるという話が舞い込んできた。(これまた、発案は歌仲間のJ氏とのこと)それならばはらわたでやるしかない、とver.2.0に至った今回でした。 はらわたは、第一回目と同じく僕の裏テーマとして「原田さんが指揮をふる場所を」ということはあるのだけれど、二回目にして「普段は合唱(音楽)に触れていない人でも遊びに来れる場」「離れていた音楽に向き合うきっかけの場」というような思いを託すことにしました。 前回のはらわたで、久しぶりに歌った!あるいは、歌いたくなった!音楽っていいよね!というような声を聞くことができて、それがなんて素敵な気持ちなのだろうと思ったからでもあります。 そんなぼんやりと考えていたことを、せっかくだから今回のステージの中身にも繋げたいな、そんなふうに考えながら仕上げたのが「にばんめの一歩」です。 「にばんめの一歩」を書く 実を言うと、曲のテーマは去年の合唱祭の直後に決まっていた。次に書くならこういうことだな、と。 仕上げるまではすごく大変だったのだよね。 何度も言っているけれど、僕は芸術家ではない(職業音楽家、という意味も含めて)ので、本番が決まっていて、それに向けて曲を書くなんてことは経験したことがなく。何か書かなくちゃいけないと思えば思うほどうまく筆が進まない一方で、書き上げるまでにはかなり苦労(時間を使うという意味で)してしまった。 けれど嬉しいことに、はらわたというのは、合唱の場だけどミュージシャンがたくさんいる、そしてミュージシャンとして僕を扱ってくれる(プロの、ということじゃないよ)ところだったので、荒削りの素材レベルで持っていった楽曲の、一番美味しい料理の仕方を一緒に悩んでもらえるシーンがとても多くて楽しかったのが印象的。 “うたいながらつくる” うん、それもいいじゃない、とある種逃げるように肯定してみたけれど、思い返せばそれこそ真理のような気もしてきた。これはいつもの癖で他の世界につなげてしまうと、プロトタイプを繰り返しながら新商品を作るようなものだ。ユーザーテストというのは今の時代、最大の情報の武器になるわけだし。 Evernoteに残っている7月の日付のメモは、一部そのまま曲のテキストにした。 だけど、テキストを仕上げるのが一番大変だった。こちらもしつこいが、作詩家ではないわけで、気取るとてからこぼれ落ちるし、あまりにも飾り付けをしないとMSPゴシックで打ち出した町内会のポスターみたいになってしまうし。 関係はないけれど、こんな友人の投稿があったりもしてふむふむ、と。その勇気と強さがないから、作詩家じゃないし、と逃げるように保険を貼ってしまうのかもしれませんね。 > (言葉選びのセンスや並べ方の妙をのぞけば)著名な作詞家になるということは、「よくもまあいけしゃあしゃあと、」と思うような恥ずかしいことばたちを並べたてて平然としている勇気があるということだよな、と思う。 > > — tmrr@満身創痍 (@tmrr\_pc) 2015, 7月 11 いちばんはじめは、思い切りと飛び出す勇気だけで何とかなってしまうことも多いけれど、さぁその次はどうだろうか。ビギナーズラックなんていう言葉もあるけれど、続けていくこと、続けていることがベテランの”弱さ”になってしまうことはたくさんある気がする。 昨年はじめの一歩を踏み出したはらわたという団体が、図らずも2度めに向かって動き出す。そんなはらわたの姿そのものでもある、という言い訳で「にばんめの一歩」を書きあげました。 「にばんめの一歩」演奏に向けて 原田さんは初見から「アイリッシュだ!」と言ってくれたけど、去年の「大事なこと」のクラス合唱風ともまた違う雰囲気の曲になってこれはこれで面白いかな、と思っています。EmとGの平行調のかけあいの中で、ポジティブ・ネガティブだったり善・悪だったりというような二項対立をはっきりさせない色味を出せたかな。 リズムが味でもある曲だけど、ちょうどいいところにドラマーの合唱人である木幡くんがいたのでカホンをお願いし、昨年度のはらわたで素敵な伴奏を添えていただいた大橋さんのピアノと。合唱祭だったし、飛び道具的なステージになったのもそれはそれでよかったかしら。 書き上げるのが遅くて練習不足になってしまったのは反省しているけれど、、、リズムの側から攻めることで効果的なアプローチはできたと思います。 と、いうわけで 練習を続ける中で歌いながら思ったことだけれど、2度めの企画であるはらわたはもちろん、田中先生に新しい命を頂いた「大事なこと」も、合唱とリズムというスタイルをどういう切り口でやっていくか考えている原田さんも、1曲めの存在感と闘いながら2曲目を書いていた僕自身も、普段は音楽の場にいないけどたまたま一緒に乗ってくれたメンバーや仕事や趣味やで生き方を考えているメンバーも……。 いろんな「にばんめの一歩」を乗せたはらわたになってくれたかもしれないな、と振り返っています。うれしいことに次回次々回も考えようね、という声がでているので、いつまでもそんな実験的な場所でありますように。 Download (rev002)にばんめの一歩、楽譜はこちらから!

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7.1

2015

2015/7/1

代々木の隠れ家的美容室「groove」のWEBサイトを作りました

代々木駅から徒歩4分の路地にある隠れ家的な美容室「groove」さんのWEBサイトを作りました。 写真の撮影から実装まで小さなチームで担当しました。僕はWebサイトのデザインとコーディングを担当。 美容室 groove grooveのWEBサイト レスポンシブ対応でスクリーンサイズに合わせた表示、シンプルですっきりしたWEBサイトになったと思います。 キラーコンテンツであるGalleryだけ、grooveさんのほうで準備していただいているところだけど、、ひとまず公開です。 grooveとスタッフさんたち 撮影とか打ち合わせで何度かおじゃましたgrooveのサロン。代々木駅から徒歩数分の駅チカですが、新宿御苑から続く都立新宿高校のグラウンドの裏の静かな通りにあります。 周りが静かなのと、緑も近くにあるのとで、とっても素敵なロケーションなんです! 隠れ家的なビルの階段をのぼっていくと、サロンの半分は日がさしこむ透明なガレージになっていて、気持ちい空間。 サイトのちょっとしたところで使っているカラーは、実はももクロファンのスタッフさんの趣味を活かして、、という裏話もあります。美容師のスタッフさんはみんな仲良しで、素材の写真撮影の間もはしゃいでる姿が印象的でした。 美容室 groove と、いうわけで 美容室grooveさんのWEBサイト制作でした。お店にも、ぜひ遊びに行ってみてください!

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5.11

2015

2015/5/11

[書籍工暦]文学フリマガイド 二〇一五 第七号 のデザインを担当しました

毎回恒例となりつつある文学フリマガイドブック。今号のデザインも、書籍工暦で担当させていただきました。 文学フリマガイドブック 第七号について 2015年5月4日開催の文学フリマ東京合わせで作られたガイドブック。諸々の事情もあって今回は印刷所さんとサイズを少し変えてのパブリッシュとなりました。 見開きページを使用して本文からの引用や推薦文・評定員によるコメントなどたっぷり紹介する見開き推薦が11作、推薦文で次々と紹介していくヒトコト推薦が12作掲載されています。 ある程度フォーマット化した(よく言えば文学フリマガイドブックの文脈的部分になり得る)ものについては、作業もやりやすいように環境の整備をしたりスキル的にも再度勉強になる部分がありました。 それ以上にやっぱり一冊デザインできるっていうのは楽しいですな。タイトスケジュールでしたが、、 と、いうわけで 簡単ですがご紹介まで。残部がどこかでお求めいただけるかもしれない! 生きた情報は公式Twitterへ。 https://twitter.com/bunfreeug

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5.2

2015

2015/5/2

リベンジ★中夜祭2015

昨年のリベンジ☆合唱祭に続き、リベンジ★中夜祭2015という企画に携わっています。例によって、東葛高校のリバイバル企画。 リベンジ★中夜祭2015って? そもそも中夜祭って、という感じですが。つまりは前夜祭とか後夜祭の”中夜”バージョンです。 東葛高校の文化祭って、第1部と第2部に分かれて2週連続でやるんだよね。1週目の1部は部活や有志での出し物がメインで、2週目の第2部はクラスごと。2部だけ2日間あるので、その間(1日めの終わりの夜)に中夜祭をやるっていうわけです。 終わったあとの後夜祭だと全体の片付けが後ろ倒しになっちゃうからなのか、由来は不明ですが、とにかく中夜祭というイベントがあったと。それに、リベンジしようというのが今回。大きな声では言わなけれど、リベンジ文化祭はちょっぴりハードルも高いし、リベンジ中夜祭ならまず、ステップとしても出来そうだもんな。 当時の中夜祭 文化祭って、基本的には学外のお客さんがたくさんいる場所でもあるわけで。そうなると、結構どの人も出し物を作る側のホストになると思うのだけど、そういう時間が続く中で内輪の安堵感っていうのかな、そういうのがある場所でもあったなぁと振り返っています。参加者はね。 いわゆる「各クラスの名物〇〇コンテスト」とか大クイズ大会的なのとか、全校巻き込んだイベントだったんだよね。(……と書きながら実は、僕は当時文化祭プロジェクトの別担当で中夜祭本番の裏は閉会式の準備をしていることが多かったので、実は中身についてそこまで語れないのだが。) 各方面との課題がクリアできずに実施できなかったキャンプファイヤーとか、なぜか手を付けなかったミスコンとか、やり残したというか、もっと色々できただろうな、という思いがきっとみんなの中にもあったんだろうね。 当時は、それを文化祭プロジェクト(実行委員みたいなやつです。でも、学校側で設定する委員会とはまた別に、やりたい人はだれでもできる挙手制の団体)で運営していて、今回もそのプロジェクトメンバーが中心になってやろうよやろうよ、という経緯なわけです。 規模のはなし 中夜祭の話をすると思い出すのが、規模のはなし。大学に入って、高校とは比べ物にならない(だって社会人とか企業とかを巻き込んで)学園祭を目にして、その上で当時の文化祭プロジェクトメンバーと話をしたことがあって。 クオリティはもちろん、規模もやってることも圧倒的に魅力的でデカいんだけど、まとまらないんだよね。同じ方向を向いてベクトルを足し算していけないんだよね、って。 それって、って憂いながら2つの話をしてて、やっぱりある程度の内輪だとか限定された規模じゃないとその一致感とか統一的な盛り上がりみたいなのって実現できないんだろうか、っていう話と、もしかしたらそもそも世の中ってこんなもので、当時の僕らが運営側で勝手に盛り上がってた幻想だったのかねっていう話。 その話は今回のイベントとは関係ないけれど、チクっとしたその気持を胸の片隅に、最後までできたらいいなーと思っています。 イベントの概要 そこまで思い的な部分はまとまっていて、じゃあどういう形にしようか?と考えていくと、これがなかなか難しい。場所とか、時間とか、お金とか……。世の中、制約って言っちゃああれだが、いろんな決まり事が多いこと多いこと。 結局ある意味で馴染み深い柏市民文化会館が無事抑えられたので、文化会館でのステージを使った形式に落ち着いたけれど、実はそれこそニコファーレとか、クラブとか、野外とかも検討したりして。 不動産の力の前には屈するしかないな、と場所選びに苦労して思い知らされたりもしました。 結局イベントの概要は下記の感じ。このブログで、イベントへの動員を宣伝するつもりではないので、お知らせまでにですが。 > ■日時:2015年9月12日(土) >    -14:00~18:00(13:00開場) > ■場所:柏市民文化会館大ホール(1階席部分 996席) > ■料金:入場無料! > ■参加:全ての東葛飾高校卒業生・在学生、そして全ての東葛飾高校職員・元職員 > リベンジ★中夜祭2015 WEBサイトつくったよ [](https://web.archive.org/web/20231203200214/http://www.%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E4%B8%AD%E5%A4%9C%E7%A5%AD.xyz/) WEBサイトつくりました。なかなかすっきりしてるでしょ。こちらについてはまた別にポストするかも。 と、いうわけで またこういう休日プロジェクト系で時間を使っていたりします。何かひっかかるものがあれば連絡くださいな〜

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12.10

2014

2014/12/10

今、わたまるラジオ vol.7放送しました

11/23(日)今、わたまるラジオvol.7放送しました! 新企画2個が(聴いてくれた人はどうかわからないけど)やってる身からして死ぬほど楽しかったので、幸せでした。アーカイブぜひ聞いて欲しいです。 実は体調があまり芳しくない状態だったのだけど、個人的にめちゃめちゃ楽しかったのでオールOKってことにしました。いや、そう個人的になのよ。ちょうど数日後に落ち込むことがあったんだけど、自分で自分らの喋ってるラジオ聞き返して1人で爆笑してたからね、そりゃ世話ねぇわと思いました。 そんなんで、やってる僕らが一番楽しいラジオとして定評がありますが、一部聞いて頂いている方にも何かしら楽しみの一部をお伝えできているのでは、という「今、わたまるラジオ」のアーカイブはこちらから。ぜひ地下鉄で聞いてください。 vol.7の放送 * オープニング * この曲は、この瞬間のためにある ~ファルセット部門~ * 待て、話せばわかる[NEW] * ひらがなドラフト * ギャラバ![NEW] * 声に出して言いたい○○ * エンディング でした!新企画2つ。 イライラにストーリーをつけよう!「待て、話せばわかる」 日常生活の中で出くわす「おっと…これは許せないぞ」とか「いい加減にしろ!」という瞬間。 もちろん迷惑や不快な思いは消えないけれど、そんな非常識な行動をしてしまった人の裏側に、もしも”つい許してしまう”ほどの背景があったとしたら? を考えていく企画です。 現代社会のせかせかした時間の中でついつい相手のことを考える余裕もなく頭ごなしに不快感を押し付けていませんか? 一度、立ち止まって思いを馳せてみよう――。 いや、ごめんなさいなんか違う。こんな説教臭い話は何一つしてないです笑 もうちょっとくだらないトーンで「なーんだ、じゃあしょうがないか」と言える「話せばわかる」話を、代わりにしちゃおう(想像しよう)って感じです。 お前、週何回ギャラバしてる? ギャラバって何?いや、それは誰にもわからない。圧倒的未知の世界の単語を使って探りあいながら会話を成立させる新企画! なんで「ギャラバ」なの?というのには、こちらのマンガをご覧頂きたい。とある日のTwitterにて、TLに颯爽と現れた破壊力ある1ページマンガです。 > 【1ページ漫画】何がわからないの? pic.twitter.com/RDEgjS9WuF > > — y80jp (@y80jp) 2014, 10月 28 この秀逸さすごく好き。というのと、言葉のセンスがやばい。「ブルーゾーンでギャラバするだけじゃん!!」で3人大爆笑。そんなところから、圧倒的に知らない単語を元に会話していくゲーム感覚の企画が生まれました。 初回となった今回の放送では「ペントラクティブ」や「ベッツェルカ」などの新しい単語を生み出しました。もはやベッツェルカってググると「今、わたまるラジオ」のアーカイブが出てくる世界初感。 すれ違いながらもむりやり噛ませるお互いの「ペントラクティブ」で死ぬほど笑いました。 おすすめだから友達と遊びでやってみて欲しい。そのうち商品化する予定です。(仮) と、いうわけで 今回も楽しくできました。ありがとうございました。

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11.24

2014

2014/11/24

[書籍工暦]文学フリマガイド 二〇一四秋第六号 のデザインを担当しました

書籍工暦\*にて、文学フリマガイド二〇一四秋第六号を制作いたしました。第十九回文学フリマで販売された文フリガイド。書籍工暦名義では初参加でしたが、僕個人としては3号目のお手伝い。 文学フリマとは? 各人が文学だと信じるものをお互いにぶつけあうイベント(だと僕は思っています)で、僕も高校時代の新聞部の仲間で評論誌を作って出典したことがあります。イベントについては、僕の雑な説明では語弊が語弊を呼ぶ感じになると思うので、公式サイトをご覧ください。 文学フリマ 文学フリマガイドブックについて 名称の変更はあれど、第6号を数える「文学フリマガイドブック」。新しく掲げられた文学フリマガイドブック第3宣言を読むと、非公式の看板を外すことはこれまでの文フリガイドの魂を失うものではなく、むしろより「ガイドとしてどうあるべきか」を貪欲に追求していくという姿勢を感じます。 その意志をより反映できるよう、第5号までの制作で得たノウハウも活かしながら今号の制作にあたりました。打ち合わせや制作中のやりとりの中でも、これまでの文フリガイドの流れの先にある、進化したガイドになるのだという印象を強く受けました。 第5号との違い 進化した部分として一番目立つのは「ヒトコト推薦」でしょうか。見開き推薦の4分の1のスペースに、書影と文字通り「ヒトコト」の推薦が掲載される新企画です。文学フリマのWEBサイトによると、「長々と推薦理由を書くより、短く端的に述べた方が作品の紹介になる場合などに適した紹介方法」だと記されています。 作品ごとにさらに適したガイドをするための視点から生まれた企画なのでしょうか。読者としては、推薦作がより多く掲載されるという点でも嬉しいですね。 と、いうわけで 多くの作品情報や書影、たくさんの推薦者や評定員の方々の文章、そして責任編集の方々に文学フリマ事務局と、様々な人が関わる本プロジェクト。改めて組版・デザインとはグラフィカルな要素の作業だけではなく、情報整理・コミュニケーションの方法なのだと気付かされました。

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10.14

2014

2014/10/14

今、わたまるラジオ(仮)vol.6放送しました

今、わたまるラジオ放送しました。毎回徐々にいろんな人に猛プッシュして(笑)聞いていただいていて、楽しくやらせてもらっています! 10/11 今、わたまるラジオを放送しました。 今回のコーナーは * オープニング * この曲はこの瞬間のためにある – Cメロ部門 * 僕の私の思考停止[new] * ベタ×ベタ! * 今週の「声に出して言いたい○○」 * エンディング 僕の私の思考停止 個人的には、思考停止トークがお気に入り。世の中にこんなに「思考している」「思考していない」を意識して(それも、やっきになって)区別する3人は、いないんじゃないかっていう自負もある上での新企画。 例えば僕なら”コンビニを選ぶ時、圧倒的にセブン-イレブンの序列が上になってしまう”ということ。ラジオでも話したけれど。iPhoneの充電器とか、なんなら雑誌でさえもセブンの方が何かしらいいものが置いてある気がしてしまう思考停止です。 そんなところから、思考停止は悪なのか?自己防衛なのか? なぜ思考停止を避けたいと思ってしまうのか、思考停止しないことが本当に素敵なことなのか……。そんなことまで話を少し広げて。 これからも考えていきたいトピックだけど、外からみたら「なんやねん」てきなことになってないかちょっと心配。新企画とはいえ、トピック化するのは今回で最後かもしれない………笑 思考停止してるからこそ、自分の思考停止している部分って考えても思いつかなかったりする。それを挙げてみるだけでもアタマの変なところが熱くなる感覚でした。なんだろうなぁ。あるかなぁ、他に。 この曲はこの瞬間のためにある – Cメロ部門 Cメロ部門。鬼束ちひろが圧倒的ダークホースだった。ぜひCメロに注目して聞いて欲しいです。 と、いうわけで 今、わたまるチームでラジオ以外にもいろいろ企んでいきたいなぁと思っています。もちろん!ラジオもガンガンやっていくので、次回もぜひお聞きあれ〜。

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10.10

2014

2014/10/10

[お知らせ]10/11(土)夜23:00~ 今、わたまるラジオVol.6やります!

「今、わたまるラジオ」やります! 意外と第6回放送になる今回。思ったより頻繁に放送できてるんだなぁ。大阪の今さんと、新社会人のたまると、朝寝て夜仕事するわたると、少しでも時間が合うことは幸せですね。 「今、わたまるラジオ(仮)」って? 高校の同級生今さん、わたる、たまるの3人でたまにやってるラジオです。ツイキャスで放送してるけど、別にツールはどれでもよくて、ラジオをやってるっていうことが重要。インターネットってすごい。 高校の頃からちょこちょこっとした企画モノ好きなとこが合って、よくいろいろ遊んだり企んだりしてたんだけど、お互い働きだしてからようやくひとつのコンテンツになったってとこがまた面白いなぁと思い返しています。 きっかけは今年の頭から大阪で働いている今さん宅に遊びに行った時。終電の新幹線で合流した後、新大阪のちょっとしたバーみたいなところでサクッと顔合わせする程度のはずが、そこから無限に止まらない議論が始まって。 (ところで議論って言葉は、世の中であんまり正しく使われていないシーンもよく見かけるけど、恐らくあれは完璧に議論だった) その時話した内容がこれまたまだまだ考えていきたいテーマなのだけど、それはどこかのラジオでもやるだろうから一旦閉まっておいて……。 散々意見をぶつけたり、誰も知らないことの答えを推測したりしながら夜通し話し倒した後に、**「なんかこれ、このまま人に聞いてもらいたくね?」**っていう事になって。いや、そうなんだよそれだよ、と思ったところからラジオやることにしたわけですよ。 強欲なのか、世の中やりたいことっていくらでも溢れ出てくるけど、ラジオはその中でも結構上位に入るな。そのラジオの中でさえ、細かいやりたいことが死ぬほどある。でもとりあえず、そんなことで「今、わたまるラジオ(仮)」っていうのをやってます。 過去の放送はこちら 試しにやってみようぜ。からすでに5回放送。トラブルで録音できていないときもあるけれど、ひとまず過去アーカイブもいくつか残ってます。 おすすめ企画は「ベタ×ベタ」 2回目の放送でデビューしたトーク企画「ベタ×ベタ」。ベタなオープニングと、ベタなエンディングをつなげるストーリーをその場で考えます。 例えば「いっけな~い、遅刻遅刻~……キャッ!!」というベタ~なオープニング。そこに組み合わせるエンディングベタが「目が覚めると、そこはいつもの自分の部屋だった。『なんだ、夢か……』」だったとき、その間のストーリーってどんなんだろう?って考えるのが楽しいんだよな。 単語帳にオープニングベタとエンディングベタを書いて、それぞれ一枚ずつランダムに引くから結構突拍子もなくて。 今までの放送で話として傑作だったのは、「美容院で髪を切ったらとんでもない髪型になって……?」からはじまって、「実は死んでいたのは自分だった」で終わった第一回の話かな……。詳しくはぜひ過去放送を聞いて欲しいけど!もう予告編ぐらいだったら映像つくれるレベル。 安定の「この曲はこの瞬間のためにある」 さんざんカラオケしてると、歌ってて「あ、この曲ってもう、この瞬間だな。最悪他の部分はどうでもいいぐらいだな」っていう素晴らしい瞬間に出会ったりするわけよ。 イチオシはミスチルの「Tomorrow never knows」。転調した大サビで、そこまでとは違う勢いのある「誰かのっ」っていうところがあんだよ。あの、言葉で言ってもわからないとおもうから聞いて欲しいのだけど、 こういうとこ。カラオケだとね、マジでこの後の瞬間どうでもよくなったりする。 ちょっとコアな切り口だったり、テーマを決めてそこから見るいつものあの曲だったり、そういう楽しみ方をするのもありなんじゃないの?っていうコンテンツです。 そんなこんなで いろいろとふざけた放送やってます。スロベニアにもリスナーがいるグローバルな放送なんだよ!日本語しか喋らないけど。 [お知らせ]今、わたまるラジオVol.6やります! と、まぁそんな調子のラジオですが、第6回放送やります! 10/11(土)夜11時ごろの予定。お暇があれば、耳だけ貸してくださいなー。 お知らせは、ラジオ公式のTwitterかTumblrで。 > 今週土曜日23時〜 > 今わたまるラジオ配信予定です!フォロワーの皆様、どうか、どうか聴いてください。 > by今 > > — 今、わたまるラジオ(仮) (@imawatamaru) 2014, 10月 8 > ひそかにTumblrやってます。お知らせとか、今後はいろんな企画ものも流していきたい。(わ) http://t.co/QBLzRTHXvo > > — 今、わたまるラジオ(仮) (@imawatamaru) 2014, 10月 9 すべからくチェックせよ!!! と、いうわけで…… お知らせ&ラジオの紹介でした。お楽しみに~~!

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10.3

2014

2014/10/3

「昔は良かったなぁ」「最近の若者は」議論に思うこと

「最近の若者は」って言われることを過剰に嫌う人も結構いるけれど、僕はそうでもないなぁと思う。でももしかしてそれって、少なくとも頭が「最近の若者」だと自覚できていないことなんじゃないかって少し心配しています。 この前会社で徹夜作業しているときに、このBGMに出会いました。 > 【作業用BGM】1991年生まれが見ていたアニメ【男の子向け】 懐かしいな~というのは良いとして、コメント欄。昔は良かったとか、今の音楽はダメだとか、そういうのが多くて、ちょっとびっくり。安直だなぁとまでは言わないけど、本当にそうかな?って。 おかしいのは、それを1991年前後生まれ、つまりまだ20代前半前後の人たちが揃って「昔はよかった」議論をしてることなんだよね。僕もほとんど同じだけど、そんな昔っていうほど昔でもない気がして。笑 でもそれって、当時(子どものころ)知っていた音楽の種類と、現在知っている音楽の種類(世界)の広さが全く違うからっていうだけなんだろうなぁと。 大人になると苦手だったものが食べられるようになるのって、舌の味覚を感じる細胞がだんだん死んでいくからだっていう説があるけど(調べてないけどよく聞く)「昔はよかったなぁ」って言いたくなるのって実はそういうことなのかもなって思った。 「音楽に感動する細胞(という言葉で仮に表現)」がだんだん死んでいく、とまでは言わないけど、簡単なことに感動したり好きだと思ったりはしなくなっていくと思うのね。年をとるごとに。 正確には、年をとるごとというか、より多くの作品や事象に出会うごとに、というべきだと思うけど。 分母が全然違うんだよね、それに出会った時の。単純化して言えば、めざせポケモンマスターの歌を初めて聞いた頃に知ってた曲数と、ようかい体操を聞いた今知っている曲数の違い。 「最近の若者は……」って そのへんからちょっと連想したんだけど「最近の若者は」議論も似たようなもので、今はダメだって言いたくなるってことだと思うんだよね。 「自分が若者だったころの経験値で為したいろいろなこと」当時の感動と、「自分の経験値が増えた今、若者が為していること」への感動を比べてしまっているんではないだろうか。 ちょっと強引ですが。 不思議なのは、舌の細胞も数が減ればピーマンが食べられるようになるっていう単純なものではなくて、たぶんどっかで自分の世界の中でパラダイムシフトが起こってるんだよね。どこかで好きになった!っていう。 最初の印象って、結構引きずっているんだろうね。でも、そういうことが、音楽や、その他のものに対してもたまには起こってるんだろうか? 「昔はめっちゃポケモンの曲名曲だと思ってたけど、まぁ改めて聞いてみるとそれなりだよなぁ」みたいな。案外普通にあるかな? もしかしてどこかで「感動値」の変換が起こっていたとしても、この場合は思い出補正とか、そういう変数も考えなくちゃいけないだろうから複雑だけれども。 まとまらないけどそんなことを思いました。 と、いうわけで 「最近の若者は」と言われてカチンときたら、「ああこの人は年をとって経験値のある自分の薄い感動値の中で生きているという自覚がないんだなぁ」と思ってみたらすこしスッキリするかも。

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9.29

2014

2014/9/29

リベンジ☆合唱祭2014を開催しました

2014/09/14(日)、松戸市民劇場にて、リベンジ☆合唱祭2014を開催しました! 実行委員として企画・運営に携わったので、やったことと思ったことなどを記録。 東葛高校の合唱祭 リベンジ☆合唱祭は、母校の千葉県立東葛飾高校(東葛)でやった合唱祭をもう一度!という思いで打ち立てたイベントです。 たぶん多くの人は、「『合唱祭』をわざわざもう一度……?」と思うかもしれないけれど、東葛(とうかつ)高校の行事・お祭りに関する燃え度は半端じゃない。たぶん想像している『合唱祭』とはちょっと違う。 いろんな高校に通うことはできないので他のことはあまり知らないけれど、東葛の合唱祭は圧倒的に『祭』の要素が強くて、他にも文化祭・スポーツ祭も合わせてお祭りの学校と言えなくもない。 吹奏楽部で死ぬほどサックスが吹けるやつはもちろん、普段は全然音楽も歌もやらない人まで、みんなが(わりと)同じぐらい本気で練習したり、衣装を作ったりして本番に臨むのはちょっと不思議な感じ。やる気がないやつとか部活が優先のやつだってもちろんいるけど、本番直前になるとなぜかクラス全員で早くから朝練したり、放課後残ってステージの演出や歌の解釈まで話し込んだりすることはとっても多くなる。 それは、合唱祭がお祭りだから。そしてみんな、負けず嫌いだから。 そんな時間を、空間をもう一度味わえたらな。やればできるかな? じゃあ、やっちゃおうぜ! そんな話をして、後に実行委員となる何人かで集まった時のワクワクは、忘れられないな。「企てる」って、こういうときに使う言葉なんだろう。 リベンジ☆合唱祭の実現に向けて フタをあけてみたら(あたりまえだけど)やることがたくさんでてんてこ舞い。会場は?人はどうやって集めるの?お金はうまく回るかな……、いまさら集まって練習するなんてハードル高いと思われないかな。 でもやっちゃおうぜ!と集まったメンバーだから、面倒なこともなんとかしちゃうし、このへんが一人じゃない強さっていうのはあるんだろうなぁと。 正直なところ、はじめに声を上げた同じ学年の数人で回すことになると思っていたから、実行委員(つまり、誰よりもやりたい!と思っている奴ら)に後輩の学年や、実質高校では顔を合わせていないいくつも上の先輩が乗っかってきてくれたりして。 そういうところで、ありきたりだけどFacebookやら、Twitterやら、そういうあやふやなつながりのサービス/連絡手段があることは幸せだなぁと、有用だなぁと思わされたことも。 どちらにせよ、いろんな人とか、タイミングとかに恵まれて、今回の合唱祭が実現できたんだなぁというのは外せないです。 つくったものなど 新しいことをやるといろいろワクワクするのは、名前も、イメージも、全部自分たちで作っていけること。あたりまえなんだけどね。 ワガママも言わせてもらって、WEBサイトとか、プログラムとか作らせてもらいました。 いろんなところが学生ノリだしお手製感満載だけど、そういうところもリベンジだったなぁと振り返り。 [](https://web.archive.org/web/20230927211243/http://g-revenge.com/) ▲リベンジ☆合唱祭WEBサイト。リベンジなんだから、ダサかわいいロゴにしようよ、と。 ▲当日プログラム。世界堂で紙を選んでプリントしただけですが、落ち着いてて気に入ってる。 WEB作る仕事についたと思ったらあんまり作れなかった一方で、こうやって仕事じゃないところでそういう機会を作れたりしていることは嬉しいもんです。 その他、ちょっとしたフライヤーとか案内のスライドとか、ドキュメント能力ってこういう遊び(といっては何だが)でもガシガシ使えるんだなぁ、むしろ、そういう遊びができるってすげぇなぁと思っています。 リベンジ☆合唱祭に思うこと 当日は、結局100人以上は集まったのかな、参加者だけで。人が集まるかすごく不安だったし、ガンガンお願いして出てもらった人とかもいるけど、結果としてはなんとかできてよかった。 全然意図していない(?)ところで、参加してくれた人が「またみんなで集まって合唱祭できて、夢みたい」って言ってくれたりして、それだけで本当に嬉しかったなぁ。 「やりたいねーって言うのは簡単だけど、実際にやっちゃうのがすごいよ!運営ありがとう!」そんな風に言ってくれた人もいるけど、一番大事なのってそこじゃないと思うんだよね。 合唱祭にしろ文化祭や球技祭にしろ、やるって決まっているからやる、そんな学校が多いと思う。でも東葛ってそうじゃなくて。すでに形だけになりつつあったけど、生徒側から”実施原案”を作って生徒会内で議論して、学校側と調整して行事を開くっていう仕組みだったのね、毎年。 “やりたいからやる”イベントだったんだよ、全部。 書類を出すのが面倒とかどうせやるのに実施原案の時点で細かい所をうだうだ議論したりが無駄とか、そういう考え方もあるけど、やりたいからやる、そのスタンスが何よりも一番大事だったと思っていて。 今回も、やりたいよねーって、一人二人が思い出美化で言っているんじゃなくて、やっちゃおうぜ!って思うぐらいやりたくて、なんかおもろそうやんって集まってくれる人がたくさんいて。 ああこれだ。やりたい気持ちがあふれるのが東葛なんだ。って、さんざん思ってさんざん感動しました。 なんだろう書いてて自分で気持ち悪くなってきたけど、そういうことなんです。今となっては、やらなきゃいけないこと、やりたくても(それはいろんな”言い訳”も含めて)やれないと思ってしまうことというのも毎日毎日あふれているけれど、そういうことの中で、本当にやりたいと思ったことがポツポツあって、まず自分からそう思うことが、思う力が、あの学校で一番学んだことだったのかもしれないな、と振り返っています。 嬉しい事に当時の文化祭プロジェクトで集まって、次は「リベンジ★中夜祭」をやることも決まったし、余計なところではティーチインのリベンジも計画中です。(僕が勝手に) 演奏もいっぱいしたけど、実は一つ一つのステージよりあの合唱祭がもう一度目の前で開かれていることに感動しきった1日でした。前日まで開会式や閉会式のムービーをバタバタやったのもまた一興だね。 と、いうわけで リベンジ☆合唱祭、素敵なイベントにできました。皆さん本当にありがとう。

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8.30

2014

2014/8/30

ゆかちゃん元気かな〜土下座のプレリュード〜 // OV監督コンテスト応募作品で歌ったよ

OV監督コンテストという企画があって、同期のセザンがそれに出す作品を作るというので歌わせてもらいました。 Movie「クレーム電話対処法!」 WEBはこちら OV監督コンテストとは > フジテレビで毎週月曜深夜に放送中の番組「OV監督」では番組のスターとなりえる「監督」を常に探しています。 > 今回『新人OV監督コンテスト』を開催し、みなさんが作った『OV=おもしろいVTR』を募集します! > コンテストでグランプリを獲得された方には番組へのご出演をお願いしたいとも考えておりますので > プロアマ問わず多くの皆さんのご応募をお待ちしております。目指せ!未来のOV監督! > > 第1回新人OV(オーブイ)監督コンテスト テレビ番組なのね、大元は見たことなかったけど……。おもしろい、って自分で言ってる所がさすがの企画だなぁと思っています。で、今回はこれに応募した作品の音楽を担当したっていうわけです。 フルバージョンのご案内 実はMovieの尺に合わせて削った部分があるので、フルバージョンをSound Cloudeでどうぞ! すごい、いわゆるディレクターズカットってやつですね。 ゆか、ゆか、ゆかって言いたいだけの曲です。 と、いうわけで みなさまもクレーム電話にはご注意を〜! 最悪歌って乗り切りましょう。

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8.26

2014

2014/8/26

watarutaru.com // ブログの立ち上げに向けて考えたこと

ようやく完成しました! watarutaru.com。ドメイン取ってから1年半もかかってしまった。久しぶりに自分で実装する機会になって、何から何までわからずじまいの勉強会になりました。ひとまず完成! そして、残りは公開後対応、、、ということに笑 watarutaru.comブログの立ち上げにあたって 「watarutaru.com」のドメインを取った時からブログはやりたいなぁと思っていたのだけど、書きたいことも、位置づけも、ターゲットもコンセプトも何も無いままはじめていいのだろうか……とうじうじしてました。で、最近頭が弱くなったのか「そういうの別に気にしなくていいか、とにかくやっちゃえ!」っていう気持ちが強くなってきたのでやっちゃいました。 構想というか、やりたいなーって口で言ってた期間は1年以上あったけど、ようやくこのドメインに何かしらアップロードできました。ドメイン閉じるまで永遠と「卒論つらい」ページでしかないかと焦っていたところ。 「卒論つらい」ページ 卒論が進まなくてつらすぎた大学4年の12月のある日、突然思い立って「watarutaru.com」のドメインを取得して、卒論がつらいことを表現したページ。なんの役にも立ちませんでした。 watarutaru.comでやること * 作ったものとかの掲載 * ブログ自体の運用・改修での勉強 * キャンペーンとか、制作系のアウトプット()のため * ダラダラ文章を書くためのばしょ * (そのうち)ちゃんとしたポートフォリオにしたいなぁ ……しかしリストに上げると途端にどうでもいいものに見えてくるね。バナー広告っぽいものがあえてスルーされるみたいな感じかな。リスト化は思考を停止する。世の中のリストに上げるって行為に絶望したよ。 まぁ、仕事の中で「自分で手を動かして作る」ことが少ない今、貴重な場所になるかなぁとも。名刺に堂々とURL書いてあちこちに配って回ったわりにしばらくTOPが「卒論つらい」ページだったことは本当に反省しています。 やってみたこと せっかくなので、と、いくつか(自分の中での)チャレンジも取り入れました。どれも、実際にガンガン作っている人達からはなんぞ今更、というものばかりだと思いますが。僕の場合はリハビリとかも兼ねて。 WEBフォントの導入 気になってたけど特に使うシーンもなく触れていなかったWEBフォント。watarutaru.comでは全面的にGoogleの[Noto Sans Japanese]を導入してみました。(あと、Google fontsでDosisも)Noto Sansシリーズ初のcjkフォントとして、GoogleとAdobeからリリースされて話題になりましたね。 実はこのNoto Sans Japaneseがリリースされた2014/07/16は、僕の誕生日! ……ということで勝手な親近感もあって、また素敵な画面のブログにしたいと思って入れてみた次第です。日本語のWEBフォントということでやっぱりネックなのはファイルサイズかな……かなり読み込みにラグはある感じ。。サブセット化も検討しつつ、ひとまず本文もNotoにしたまま様子を見ようと思っています。 Adobeからリリースされている方は(同じフォントだけど)Source Han Sans[源ノ角ゴシック]という名前で出ていますよね。Notoの方が響きがかわいいので好きです。でも、[源ノ角]の乙な感じも捨てがたくて、どっちにするか2日ぐらい迷いました。 Noto Sansフォントについて詳しく Noto SnasフォントについてはStocker.jpで詳しくまとめられています。ご参照ください。 GoogleとAdobeのフォントNoto Sans(Source Han Sans)の画期的なところ | Stocker.jp / diary http://stocker.jp/diary/noto-sans/ レスポンシブ対応 いまさらですが、自分の手でレスポンシブ実装したのは初めてでした。とはいっても、そもそも1カラムだし大変なことはなにもはないのだけど。 なんとなくでしか知らなかったことを、こうやってきちんと拾いなおしていけるのは幸せなことですね。そのうち、やっぱりカラム増やしてなんか入れたい〜とか、そういうのが出てくるかもしれないし、その時の柔軟性に期待もこめて。 画像を極力避けて…… CSSでの装飾に徹しました。ロゴは手を抜いて画像。だけど少なくとも近いうちにsvgにしたいなぁと思っています。 もともとミニマル寄りなのがすごく好きだし、あとフラットとかなんとか流行っているしで、SNSシェアボタンとかもCSSでシンプルに。その他もコテコテしないものにしたつもりです。雑誌を作りたいな〜っていう思いがあるので「紙ものっぽく」というのも、ちょっとした裏テーマ。だから文字がちょっと小さめです。 WordPressオリジナルテーマで テーマと言えないかもだけど、Wordpressで作りました。これが大変だった……。サーバーのこととか、phpとか、??の連続でなんや勉強せなあかんなーという所感。次は、汎用性あるテーマとか作って配布してみたいなー。自分のだと、改修しながらやっていけばいいやって雑になっちゃうし。 そんなわけで…… watarutaru.comでいろいろ書いていきます。今後よろしくお願いいたします!

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7.24

2014

2014/7/24

「電通鬼十則」に曲をつけて歌ってみた 〜前篇〜

なんでもない水曜日の午後、電通に勤める友人からFacebookメッセージが。 「わたるん!鬼十則知ってるよね? 歌える?」 「ん? ……うん、たぶん。やってみる!」 ※電通鬼十則 電通の4代目の社長、吉田秀雄さんが打ち立てた、電通マンの行動指針的なもの。細かい表記ゆれとか「鬼十訓」って呼ばれたりとかいろいろあるんで、今回は下記を参照しました。 http://dokugaku.info/dentuu/001dentuu.htm →仕事の合間に”鬼十則”を見ながら、こそこそと譜面を書いてできました。その日の夜に1人で多重録音。途中で一瞬「あれ、オレ何やってんだっけ……」っていう気分になりつつも、なんとか無事完成しました!! ▼SoundCloudよりお聞き下さいませ! いただいた反応などなど * 軍歌かよw * まず自分の会社のやつやれよ! * 電通行けよ…… * 普通に怖い * 男声合唱団でやろう(迫真) ……軍歌でしたね。 今回は即席だったので、とりあえず前半5則だけでした。後半は、そのうち。 というわけで かの有名な電通鬼十則に曲を付けて歌ってみました。 今回発見したことは、歌うと案外記憶に残るよ!ってこと。 取り組んだ〜ら離すな、殺されて〜も離すな♪ 目的完遂まで〜は〜♪ 受験生におすすめの方法ですね。

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7.21

2014

2014/7/21

合唱曲「大事なこと」を再演しました // 演奏と楽譜データのご紹介

2014年7月21日(月・祝)大学の合唱団の先輩でもある合唱人の原田さんとの企画で、第69回東京都合唱祭にてオリジナルの合唱曲「大事なこと」を演奏しました。 Download (rev003)楽譜はこちらから! PDFで開きます。ぜひみなさんで演奏してみてください! 合唱曲「大事なこと」について 大学を卒業するタイミングで、所属していた大学合唱団の卒団式(追い出しのお祭りみたいなもの)で演奏するために書いた曲です。小難しいものではなくて、中学校の卒業ソング集のどこかにペロっと乗っているといいな、というイメージ。 クラス合唱を目指して、本当は中学生向けの簡単な3部合唱みたいににしたかったのだけど、やっぱりどうにもバランスが悪くなってしまったので男声のdiv.が多めです。 「合唱曲」について 世の中の多くの人って、最初に触れる合唱は小学校だったり中学校だったりのクラス合唱だと思うんだよね。でも、いわゆる「合唱曲」ってジャンルはクラシックすぎて難しかったり、合唱をやってない人は聞いても良さがわかりづらかったりする部分も多いから、なんか近寄りがたいなぁって思われてしまうこともあって。 そんないろんな人の合唱との出会い、言ってみれば初心忘るべからずみたいな気持ちもあって書いたのかなって、後から自分で分析しています。 個人的には、お決まりの素直なポップスのコード進行の曲って単調でつまんないと思っていた高校生のころから、もっと”曲のつくり”で聴かせられる部分っていっぱいあるんだなって、一つ大人の階段を上った証でもあるのです。 シンプルだけど、それが素敵なことであるって認めることは、わかっていても難しいよね。歌もそうだけど、デザインや、文章ももちろん。 今回の演奏とリライトについて 指揮は先輩という仮面を被った飲み友達の原田さん(たいぞーさん)、伴奏は大橋響子さん、団体はいろんなところから集まってもらって「はらわた」という名前で合唱祭に出ました。煮えくり返りそう。 数ヶ月の練習だったけど、とっても楽しかったです! 自分で書いた曲を自分で歌ってるんだからあたりまえなんだけど。本当にいい経験をさせてもらいました。 実は今回きちんと演奏するに当たって初めて書いた譜面からリライトをしてみて、改めて自分の書いた音と一回向き合ったのだけど。これがひじょーに勉強になりました。 本物のプロって、推敲が上手な人のことを言うんだろうな。思いつきのアイディアや、ラフのデザインや、構想の文章から、どれだけ素晴らしい物に粘ってブラッシュアップしていくか。僕はそれがとても下手なんだなぁって思い知らされました。一度形になった(したと思ってしまった)物を動かすのはとっても勇気がいる。なんとなくこういうパズルを思い出しますね。 たしかに0から1にすることよりも、1から100にすることのほうが数字としては大きくて、それなのに0から1にするインパクトに注目しがちだなぁって。僕は、少なくとも。 作曲者と指揮者、役割分担の話 広告の世界だと、プランナーがいて、監督(ディレクター)がいて、その先に制作陣がいて。その役割の分担って結構不思議というか、変に区切ってないか?と思わされる瞬間もありまして。 でも、今回曲を書いて、それを指揮者に振ってもらって……。そういうことをして、役割分担の意味というか意義というか、力というか、そういうことがようやく少しずつわかるきっかけになったなぁって思いました。 もちろんどっちもやるっていう人もいっぱいいるだろうけど、僕は指揮者として楽曲の細かい演出や現場で形にしていくことはできないな。(勉強している人と並べていうと失礼ですが) 楽譜って思ったより骨でしかなくて、それって企画書みたいだなぁというところから先に述べたことにつながったというわけでした。だったら、楽譜を売っていろんな演奏が世の中に生まれるみたいに、同じ企画書で違う演出のムービーが生まれてもいいけどね! そういえばちょうどそんな話を、以前杜こなて先生宅へおじゃました時にお話しました。 あ、でもそれって演劇の世界では脚本と舞台との関係で似たようなことが生まれているか。原作と映画とか。 世の中、なんでもつながっているなぁ。 というわけで よかったら「大事なこと」の楽譜をダウンロードしてみてくださいね。 Download (rev003)

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7.15

2014

2014/7/15

第一回早稲田センター試験(WEB&イベント) in Lounge Note

Lounge Noteでインターンしていた時の一大企画をこっそりと。第一回早稲田センター試験と銘打って、早稲田大学と周辺地域に関する(ちょっと偏見も入った)センター試験を実施しました! WEBはこちら 早稲田センター試験とは 早稲田が好きなバカ早稲田愛にあふれる人を対象にしたセンター試験です。バカだけど勉強はちょっとだけできる人向けに、偏差値にして測れるようにしてる。 **『「ノルウェイの森」などの著者として有名な村上春樹は早稲田大学の卒業生だが、卒業までに何回留年したか。』** とか、 **『大隈重信が右脚を失った爆撃事件にて、大隈重信を襲った暴徒に対して一喝した言葉は何か答えなさい。』** とか、 問題自体は結構しっかりした、というかかなりガチのクイズ。WEBで手軽に偏差値チェックできるクイズサイトと、リアルイベントとして実際に筆記試験を実施する2レイヤーで展開しました。 企画の進行と、問題づくり・WEB整備などをやったのでメモ。 WEBサイト「わせだを知ってる? 第一回早稲田センター試験」 ▲早稲田センター試験WEBサイト。同じくインターン生デザイナーのこいちゃんと共作でした。 ▲試験を受けると、ちゃんとこんな感じで偏差値が出ます。 ▲詳しい採点と解説もつけてある丁寧っぷり。 マークシートのピンク、机の木のテクスチャと意外と合うんだよね。なかなか落ち着いたサイトに。 イベント「早稲田センター試験 筆記試験」 ▲問題冊子まで作ったのが完全にハイライト。 WEBで完結させないで、イベントまでやったっていうのがいい経験になりました。 詳しくはLounge Noteのニュースへ。 と、いうわけで 学生時代の昔のですが、思い出しメモ。楽しかったな。

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