29


Sep.

2014.09.29

リベンジ☆合唱祭2014を開催しました

2014/09/14(日)、松戸市民劇場にて、リベンジ☆合唱祭2014を開催しました! 実行委員として企画・運営に携わったので、やったことと思ったことなどを記録。

logo

東葛高校の合唱祭

リベンジ☆合唱祭は、母校の千葉県立東葛飾高校(東葛)でやった合唱祭をもう一度!という思いで打ち立てたイベントです。

たぶん多くの人は、「『合唱祭』をわざわざもう一度……?」と思うかもしれないけれど、東葛(とうかつ)高校の行事・お祭りに関する燃え度は半端じゃない。たぶん想像している『合唱祭』とはちょっと違う。

いろんな高校に通うことはできないので他のことはあまり知らないけれど、東葛の合唱祭は圧倒的に『祭』の要素が強くて、他にも文化祭・スポーツ祭も合わせてお祭りの学校と言えなくもない。

吹奏楽部で死ぬほどサックスが吹けるやつはもちろん、普段は全然音楽も歌もやらない人まで、みんなが(わりと)同じぐらい本気で練習したり、衣装を作ったりして本番に臨むのはちょっと不思議な感じ。やる気がないやつとか部活が優先のやつだってもちろんいるけど、本番直前になるとなぜかクラス全員で早くから朝練したり、放課後残ってステージの演出や歌の解釈まで話し込んだりすることはとっても多くなる。

それは、合唱祭がお祭りだから。そしてみんな、負けず嫌いだから。

そんな時間を、空間をもう一度味わえたらな。やればできるかな? じゃあ、やっちゃおうぜ! そんな話をして、後に実行委員となる何人かで集まった時のワクワクは、忘れられないな。「企てる」って、こういうときに使う言葉なんだろう。

リベンジ☆合唱祭の実現に向けて

フタをあけてみたら(あたりまえだけど)やることがたくさんでてんてこ舞い。会場は?人はどうやって集めるの?お金はうまく回るかな……、いまさら集まって練習するなんてハードル高いと思われないかな。

でもやっちゃおうぜ!と集まったメンバーだから、面倒なこともなんとかしちゃうし、このへんが一人じゃない強さっていうのはあるんだろうなぁと。

正直なところ、はじめに声を上げた同じ学年の数人で回すことになると思っていたから、実行委員(つまり、誰よりもやりたい!と思っている奴ら)に後輩の学年や、実質高校では顔を合わせていないいくつも上の先輩が乗っかってきてくれたりして。

そういうところで、ありきたりだけどFacebookやら、Twitterやら、そういうあやふやなつながりのサービス/連絡手段があることは幸せだなぁと、有用だなぁと思わされたことも。

どちらにせよ、いろんな人とか、タイミングとかに恵まれて、今回の合唱祭が実現できたんだなぁというのは外せないです。

つくったものなど

新しいことをやるといろいろワクワクするのは、名前も、イメージも、全部自分たちで作っていけること。あたりまえなんだけどね。

ワガママも言わせてもらって、WEBサイトとか、プログラムとか作らせてもらいました。
いろんなところが学生ノリだしお手製感満載だけど、そういうところもリベンジだったなぁと振り返り。

g-revengeWEB

▲リベンジ☆合唱祭WEBサイト。リベンジなんだから、ダサかわいいロゴにしようよ、と。

IMGP4812_re

▲当日プログラム。世界堂で紙を選んでプリントしただけですが、落ち着いてて気に入ってる。

WEB作る仕事についたと思ったらあんまり作れなかった一方で、こうやって仕事じゃないところでそういう機会を作れたりしていることは嬉しいもんです。

その他、ちょっとしたフライヤーとか案内のスライドとか、ドキュメント能力ってこういう遊び(といっては何だが)でもガシガシ使えるんだなぁ、むしろ、そういう遊びができるってすげぇなぁと思っています。

リベンジ☆合唱祭に思うこと

当日は、結局100人以上は集まったのかな、参加者だけで。人が集まるかすごく不安だったし、ガンガンお願いして出てもらった人とかもいるけど、結果としてはなんとかできてよかった。

全然意図していない(?)ところで、参加してくれた人が「またみんなで集まって合唱祭できて、夢みたい」って言ってくれたりして、それだけで本当に嬉しかったなぁ。

「やりたいねーって言うのは簡単だけど、実際にやっちゃうのがすごいよ!運営ありがとう!」そんな風に言ってくれた人もいるけど、一番大事なのってそこじゃないと思うんだよね。

合唱祭にしろ文化祭や球技祭にしろ、やるって決まっているからやる、そんな学校が多いと思う。でも東葛ってそうじゃなくて。すでに形だけになりつつあったけど、生徒側から”実施原案”を作って生徒会内で議論して、学校側と調整して行事を開くっていう仕組みだったのね、毎年。

“やりたいからやる”イベントだったんだよ、全部。

書類を出すのが面倒とかどうせやるのに実施原案の時点で細かい所をうだうだ議論したりが無駄とか、そういう考え方もあるけど、やりたいからやる、そのスタンスが何よりも一番大事だったと思っていて。

今回も、やりたいよねーって、一人二人が思い出美化で言っているんじゃなくて、やっちゃおうぜ!って思うぐらいやりたくて、なんかおもろそうやんって集まってくれる人がたくさんいて。

ああこれだ。やりたい気持ちがあふれるのが東葛なんだ。って、さんざん思ってさんざん感動しました。

なんだろう書いてて自分で気持ち悪くなってきたけど、そういうことなんです。今となっては、やらなきゃいけないこと、やりたくても(それはいろんな”言い訳”も含めて)やれないと思ってしまうことというのも毎日毎日あふれているけれど、そういうことの中で、本当にやりたいと思ったことがポツポツあって、まず自分からそう思うことが、思う力が、あの学校で一番学んだことだったのかもしれないな、と振り返っています。

嬉しい事に当時の文化祭プロジェクトで集まって、次は「リベンジ★中夜祭」をやることも決まったし、余計なところではティーチインのリベンジも計画中です。(僕が勝手に)

演奏もいっぱいしたけど、実は一つ一つのステージよりあの合唱祭がもう一度目の前で開かれていることに感動しきった1日でした。前日まで開会式や閉会式のムービーをバタバタやったのもまた一興だね。

と、いうわけで

リベンジ☆合唱祭、素敵なイベントにできました。皆さん本当にありがとう。

関連してそうな記事

  • GO GO Hawa!!
  • 演奏情報「にばんめの一歩」が演奏されます // 宇田川吾郎と仲間たちによるコンサート
  • 2016/7/31(日) 合唱団ひぐらし第23回定期演奏会「いろはのむ」に出演します!